その予測はみごとに的中する。12年の初舞台、初主演作の「新・幕末純情伝」で、抜群に形のいい胸に成長していたことが明らかになったのだ。
91年に映画で、牧瀬里穂が男女逆転ヒロイン・沖田総司を演じて話題を呼ぶと、その後は舞台に移って、03年に広末涼子、08年には石原さとみがエロティックな難役をこなし、女優としてステップアップを遂げた作品だ。桐谷もまた、7代目の沖田総司として話題をさらったのである。
舞台関係者が話す。
「広末や石原の悶えぶりに負けないほど、桐谷も自慢のポニーテールを振り乱して、色っぽい声を響かせていましたよ。坂本龍馬役の神尾佑との濃厚なキスシーンもよかったし、胸が強調されるシーンでは、客席にまで弾力感が伝わってきたものです」
この年、22歳を迎えたばかりの桐谷は、年初から艶っぽさをアピールしまくりだったという。スポーツ紙文化部記者が話す。
「年明け1本目のドラマが『13歳のハローワーク』(テレビ朝日系)でした。ヴェルファーレで行われた記者会見では、ピンクの扇子を片手に、短めの黄色いジャケットと黒の超ミニスカート。はち切れんばかりのボディコン姿を見た時は『えっ、胸はパッド?』なんて声が取材陣の間で広がったほど膨らみが目立っていましたよ」
その後、見事なスタイルを解禁するかのように、セクシーな魅惑をアピール。映画でもキスシーンを連発していた。
「同年10月6日に同日公開となった『ツナグ』(東宝)と『新しい靴を買わなくちゃ』(東映)では、それぞれで人気イケメン俳優の佐藤隆太、綾野剛と、ベッドの中での濃厚なキスシーンを演じてました。アヒル口の唇が艶めかしいばかりでしたね」(スポーツ紙文化部記者)
「ツナグ」では、田舎から家出してきた少女役を演じた。生真面目なサラリーマンと出会って恋に落ち、プロポーズ直後に失踪。7年間、待ち続けた佐藤は、死者と面会をさせてくれる使者(ツナグ)に依頼し、事故死だったことを知る。ホテルの一室で再会した2人は、ベッドで唇を重ね合った。
「切ないキスシーンでした。桐谷が右手でそっと佐藤の髪に触れる演技がよかった。演出なのか経験豊富だからなのか、わからないほど迫真でしたね」(映画関係者)
もう1本の「新しい靴──」では、奔放な現代娘役だった。主人公の妹役で、サイドストーリーとして、画家を目指す恋人を追いかけてパリに飛び、結婚を迫るのだ。
「こちらはベッドで毛布にくるまりながらキスのおねだり。積極的な桐谷のちょっと厚めの唇の動きがエロかった。悩ましく、プライベートをかいま見ているようでドキドキしちゃいます。10年には、初の連ドラ&ヒロイン作となった『女帝 薫子』(テレ朝系)で、ホステス役を演じ、張りのある胸の上部を披露しています。荒々しく揉まれ苦悶の艶技を見せていただけに、当時よりバストを魅力的に成長させた今、そろそろスクリーンでも官能的な濡れ場を演じてほしいものです」(スポーツ紙文化部記者)