1月31日、元グラビアアイドルでタレントの佐藤江梨子が、ブログで結婚と妊娠を報告。2月1日には事務所を移籍することが発表された。そして、13日、その佐藤がデビュー以来所属していた「イエローキャブ」が破産申請をしていることが明らかになったのだ。
「移籍先は、柄本明をはじめとする劇団東京乾電池の俳優が作った事務所です。柄本さんの妻、角替和枝さんと親交があった縁でという話ですが、2011年にドラマ『それでも、生きてゆく』(フジテレビ系)に出た際、共演の安藤サクラに相談していたそうですから、かなり前から移籍を考えていたようですね。安藤さんはその翌年、江本夫妻の長男と結婚しています。イエローキャブの倒産は、芸能経験のないIT起業に身売りした時点で見えていました。ただ、かつてグラビア界を席巻した有名事務所の倒産に衝撃を受けた関係者は多いですよ」(芸能プロ社員)
AKB48などグループアイドルに追いやられ、昨今は一時期の勢いはないグラビアアイドルだが、活躍が期待される人物はまだまだいるという。グラビア誌編集者が語る。
「佐野ひなこや柳ゆり菜などの有力株はいますが、すでに有名ですよね。現在ほぼ無名の中で注目なのは、現役大学生グラビアアイドルの大貫彩香です。彼女は可愛らしいルックスだけでなく、東京工芸大学芸術学部の4年生で、学業に励みながらも必死にポージングを研究する努力家。それに瞳がとても綺麗ですね。最近ではヤングジャンプ誌上で『原石美女10人』に選ばれ、表紙と巻頭グラビアを飾っています。ヤンジャンのグラビアは、今まで沢尻エリカや佐々木希など、多くの有名人を輩出していますから、ブレイクの期待大ですよ」
イエローキャブの倒産で一つの時代が終わったグラビア界。だが、隠れた原石たちが次の時代を切り開いていくことだろう。