女性への性加害報道をめぐり、損害賠償訴訟をあっさりと取り下げたダウンタウン・松本人志はテレビ界復帰を熱望しているというが、そう簡単にはいかないような空気になっている。そしてその余波を受けまくっているのが、松本に女性を「アテンドした」と報じられて、これまた活動休止中のスピードワゴン・小沢一敬だ。
小沢は松本と同じタイミングの今年１月から、芸能活動を自粛。小沢と親交があった明石家さんまは「ヤングタウン土曜日」（MBSラジオ）で、吉本興業の幹部が松本問題の説明に来ることを明かし、
「俺は小沢（一敬）と仲がいいんで、小沢が帰って来れるかと。（自粛したのは）本人からやから帰って来れないのか、この辺、ちょっと小沢に聞いてみようと思ってんねんけど」
お笑い関係者が言う。
「もし小沢がさんまと同じ吉本興業所属ならば、なんとか救いの手を差し伸べることができた。しかし、小沢はホリプロ所属。なので、さんまは小沢の復帰をサポートすることができない」
今後、松本の現場復帰が決まった場合、そのタイミングに合わせて小沢の復帰が発表されることになるかもしれないが、事務所としては小沢の復帰をそう簡単に許すことができない理由があるという。
「『文春』に松本からの性被害を告発した女性のうち、１人は元ホリプロ所属だった。事務所側もそれを騒動になってから知ったようで、小沢への事情聴取を行ったといいます。本来ならば、小沢にはかなりの『厳罰』を与えていてもおかしくない状況。そのことは当然、小沢の相方の井戸田潤も把握しているので、公の場やテレビ番組であまり小沢の話題には触れたくないのです」（テレビ局関係者）
小沢は松本と同等の、深刻なダメージを受けていたようだ。
（高木光一）
