4月15日に放送されたバラエティ番組「ワイドナショー」(フジテレビ系)に、元NHKアナウンサーの登坂淳一が出演した。登坂はハラスメント問題で姿を消していたため、今回の出演は大きな注目を集めたという。
「登坂アナは4月から、『プライムニュース』(フジテレビ系)でのメインキャスターが決まっていましたが、ハラスメント疑惑が週刊誌にスクープされ、降板していました。そのため『ワイドナショー』では騒動に触れ、当時のことについて『記憶が散漫だったとこも少しありますし、その時体調があまり良くないこともあって』と釈明しました」(テレビ誌記者)
これらの発言に対し、出演者の松本人志は「下り坂さん? いろいろ状況を考えたら下り坂なのかな」とイジりつつも、ゲスト出演を許可したフジテレビには「器のでかさを感じた」とコメント。
しかし松本の気持ちとは裏腹に、今回の起用を決めたフジには別の目論みがあるようだ。
「4月16日発売の『週刊現代』が、フジが登坂アナを再起用した理由を報じています。記事によると、昨今のフジは、ドラマが苦戦続きで、出演者のキャスティングが難航。そこでホリプロに所属する登坂アナを使う代わりに、同事務所の石原さとみや綾瀬はるかに出演してもらうという狙いがあるそうです。すでにフジでは、登坂アナを司会にした情報系バラエティの企画が進んでいるのだとか」(前出・テレビ誌記者)
もしもこの裏取引が事実だとすれば、「フジは器がでかい」と言った松本も呆れるに違いない。