元AKB48の大島優子(26)が4月スタートのドラマ「ヤメゴク」(TBS系)で連ドラ初主演することになった。
劇中での大島は冷酷非情な人柄で、裏社会から足を洗う組員を手助けする異色の刑事役。映画監督の堤幸彦氏が演出を手掛け、本格アクションにも初挑戦する。
大島といえば、AKB48卒業後に歌手活動を“封印”し、女優業にまい進することを宣言した。
その言のとおり、宮沢りえ主演映画「紙の月」(松竹)では同僚の女性銀行員に扮し、その演技が高く評価されて「第39回報知映画賞」で助演女優賞を受賞。現在放送中のSMAP・草なぎ剛主演の「銭の戦争」(フジテレビ系)でも高視聴率に貢献するなど、女優として着実にステップアップしている。
「幼い頃は子役として活動し、AKB48在籍時もドラマ『マジすか学園』(テレビ東京系)や“月9”ドラマ『私が恋愛できない理由』(フジテレビ系)、『安堂ロイド~A.I.know LOVE?~』(TBS系)などでの演技がファンの間で高評価されていましたからね。現在の女優としての活躍は決して意外なものではありません」(スポーツ紙・芸能担当デスク)
そんな華々しい活躍の一方で、こんな声も──。
「大島さんはグループ卒業後、インタビューなどでもAKB48時代の話は極力避ける傾向にあるんです。本人はサービス精神旺盛なので、聞かれた質問には気さくに答えてくれるのですが、周囲のスタッフがそれを嫌がり、原稿チェックなどの段階でNGになることも多い。女優として活動させていくうえで、早く“元AKB48”という肩書きを消したいようです。とはいえ、最近もAKB48の新曲『希望的リフレイン』のMVにゲスト出演したり、『リクエストアワー』にサプライズ出演してパフォーマンスを披露したりもしているわけですから、戦略にチグハグさが見られますね」(前出・スポーツ紙芸能担当デスク)
周囲の過剰な気遣いが、大島の活躍に水を差さなければいいのだが。