元AKB48のメンバーで“とも~み”の愛称で親しまれた河西智美が8月28日に自身初のバスツアーを開催したことをご存知の方はいるだろうか。
この参加料が6万5000円というかなり高めの料金に設定されていたため、開催前は“ぼったくりイベント”という声があがっていた。しかし、終わってみれば反応は逆転。参加者たちの満足度が高いことはもちろん、当日のイベントの様子を見たネット民たちからも神イベントと称賛を受けたのだ。
「1日目は富士急ハイランドを満喫し、温泉宿に宿泊。2日目に果物狩りやバーベキューを楽しめるという1泊2日のツアーですが、旅行会社で予約すると3万円ほどあれば楽しめるプラン。単純計算すれば、その3万円を参加料から差し引いた残り、3万5000円が実質的な“河西に会える”価値に見合うかどうかということ。結果的に、富士急ハイランドでは一緒にアトラクションに乗ることができたり、かなり密着して2ショットチェキを撮れたりと、参加者は大満足だったようです。よくよく考えれば、ツアーの参加費と同じ金額分の握手券を購入し、10分ほどの握手をするよりは断然お得なイベント。その頃と比べるとファンが減っていることもありますが、それを補うほどAKB時代より河西の対応も良くなっており、その立ち振る舞いも好評価の要因のひとつだったのでしょう」(エンタメ誌記者)
もちろん卒業生だからできる内容の濃さではあるが、ネット上では「なんだかんだで神イベントかよ」「迷ってやめたけど俺も参加すればよかったわ~」など、参加者をうらやむ声も多々あった。さらに、イベントの写真を見たネット民たちはあることに驚いたという。
「注目したいのが女性ファンの多さです。グループ脱退後、男性ファンはあきらかに減少した河西ですが、女性からの人気は根強いものがあります。現在ではファンの男女比率は約半々。男性から絶大な支持を受けるメンバーは熱愛報道が起きると、支持層がいなくなり壊滅的な状態を迎えますが、河西の場合は熱狂的な女性ファンに支えられているということから考えれば、意外としぶとく生き残るかもしれません」(アイドル誌ライター)
AKB48など大所帯の女性アイドルグループから卒業を考えているメンバーたちは多いが、今後は女性人気の高さの有無もソロとして活動するための一つの目安となりそうだ。
(石田安竹)