ヤクルトの憎めないキャラクター、つば九郎が数カ月にわたり戦線離脱すると発表された。球団関係者が事情を明かすには、
「昔はお金にもならない球団マスコットで、肩身が狭かった。それをつば九郎本人が、手始めにブログを開始。全文ひらがなで小学生にも分かるようにして、なおかつブラックジョークを織り交ぜるのだから、たちまち人気者になったのです。その後、空前の球団キャラクターブームに乗ってフリップ芸を披露したことから、その人気は不動のものに。今や村上宗隆をしのぐ勢いのグッズの売り上げがあります」(球団関係者)
他球団以上に「つば九郎依存」が強いヤクルト。その影響は予想以上のものとなっている。
「一部では重病説が飛び出しており、今後の進退は全く油断できる状況ではありません。心配が杞憂に終わればいいのですが、場合によっては全面的な路線変更を余儀なくされるかもしれません」(スポーツ紙デスク)
高津臣吾監督、小川淳司GMなどがコメントに慎重になっているのは、こうしたことが影響していることは明らか。いまだ成功していない「空中くるりんぱ」を含めて、再び元気な姿を見せてほしいが…。