社会

【恐怖体験談】玄関前で「電話を貸して」…アメリカ&イギリスで目撃談が相次ぐ「黒目しかない子供たち」

 日本では昔から「口裂け女」や「トイレの花子さん」等々、不気味な都市伝説が生まれては消えているが、実はアメリカにも不思議な都市伝説が数多く存在する。

 そのひとつが1990年代終盤以降、全米各地で目撃談が絶えない「Black Eyed Kids(黒目だけの子供たち、通称BEK)」だ。

 BEKの存在が初めて明らかになったのは1998年。ブライアン・ベテルというテキサス在住のジャーナリストが駐車場で、車で家まで送ってほしいと2人の子供に頼まれた。彼らの顔を見た瞬間、ジャーナリストは腰を抜かさんばかりに驚愕。なぜなら、彼らの目玉は黒一色に塗りつぶされていたからだった。驚きのあまり慌てて車のドアを閉めたのだが、子供たちはドアを強引に開けることもなく、何もせずに去っていった。

「後日、この不思議な体験を記事にしたところ、全米各地から同様に、目玉が真っ黒な子供を目撃したという人が次々に現れ、ちょっとした騒ぎになったというわけなんです」(在米ジャーナリスト)

 その体験談の多くが「車に乗せてほしい」と要請されたものだったが、中には自宅玄関前まできて「電話を貸してほしい」「水を飲ませてほしい」といったケースもあった。

「目撃証言によれば、子供たちの年齢はまちまちではあるものの、だいたい6歳から16歳程度。なにせ白目がなく黒目だけですから、話しかけられた人は皆、驚きが先に立って、彼らの要求を受け入れるどころではなかった。だからといって、彼らが何か危害を加えるわけではない。エイリアンやUMA説がある一方、カラーコンタクトをつけた子供によるイタズラなのではないか、という説もあります」(前出・在米ジャーナリスト)

 アメリカの都市伝説としてすっかり定着したBEKはその後、2015年にドキュメンタリー作品「Black Eyed Children:Let Me In」として映画化されている。

 さらに2020年には、有名な幽霊屋敷でハロウィンの夜を過ごした小説家の男性がBEKに出会い、恐怖と狂気に満ちた世界に引き込まれていく様を描いたホラー映画「They Live Inside Us」が上映され、ホラーファンを大いに刺激した。

 近年ではアメリカだけでなく、イギリスでも目撃談が続出しているというBEK。彼らはいったい、どこへ戻っていったのか。

(ジョン・ドゥ)

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