「若手コメンテーター」バトルが勃発。乃木坂46の元メンバーである山崎怜奈(27)と、ギャル枠から乱入したみちょぱこと池田美優(26)という異色の組み合わせになった。
慶應大学卒の才色兼備の山崎はグループに所属していた頃から、〝歴女〟として知られ、クイズ番組で活躍の場を広げた。
「とにかく負けず嫌いで、プライベートでもクイズ仲間のカズレーザー(40)たちと問題を出し合い、早押しの練習をして特訓をしていました」(民放局関係者)
豊富な知識が買われ、コメンテーターとして売れっ子になったが、昨年7月に東京都知事選の選挙特番に出演した時に〝事件〟が起きる。候補者の石丸伸二氏(42)に質問を一蹴され、「すみません、不勉強で」と撃沈してしまったのだ。
当時は山崎に同情の声が集まったが、翌9月にABEMA Primeで自民党総裁選の候補者9人との討論企画では、山崎が相手の話を遮り、自己主張を繰り返して炎上。一部で「嫌われ者」のレッテルを貼られたが、平田氏はこう語る。
「乃木坂はおしとやかなメンバーが多いのですが、思ったら口に出す強気な性格の山崎は異色の存在でした。一度も選抜メンバーに選ばれず、主流派ではなかったのですが、その分、キャラクターが立っていました。コミュニケーションが課題なのは、卒業してからも変わっていないようです」
そんなライバルを尻目に、コメンテーターとして頭角を現したのが、みちょぱだ。過去には、21年4月から23年3月まで朝の情報番組「スッキリ」(日テレ系)に出演していた。
「波風が立たないギリギリを攻めたコメントに長けています。山崎は感情的で表情が険しくなる場面が見られますが、みちょぱはギャル然としながら意外と童顔なので、ヴィジュアルで得をしている面も大きい」(前出・平田氏)
大物MCにも気に入られるみちょぱだが、最近は風向きが変わってきたようで─。
2月23日放送の情報番組「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演した際、トランプ米大統領(78)がウクライナのゼレンスキー大統領(47)を「独裁者」として批判し、ロシアのプーチン大統領(72)と距離を縮めている問題について振られた。米国とロシアがウクライナ抜きで交渉を進めていることに関し、
「自分の国のことばかりしか考えていない。ウクライナのことを何も考えていなくて、もちろんアメリカの大統領だからというのはわかるけど、アメリカがメインになりすぎている」
と、トランプ氏を痛烈に批判。すると、SNS上は「アメリカの大統領が自国のことを考えるのは当たり前」と、バッシングの嵐が吹いた。
とはいえ、テレビ局側の評価は変わらないようで、
「発言が炎上するのはよくある話。番組側が求めるのは、SNSの意見に左右されず、守りに入ったコメントをしないタレントです。その点、2人とも明確な意見で盛り上げてくれるので、コメンテーターのオファーはまったく減っていません」(前出・民放局関係者)
炎上は双方痛み分けで何とも甲乙つけがたく、ドロー決着になった。