4月からスタートするドラマ「アイムホーム」(テレビ朝日系)で主演を務める木村拓哉の元妻役を水野美紀が演じることが発表された。水野との共演は2000年に高視聴率を記録した「ビューティフルライフ」(TBS系)以来、15年ぶりとなる。
一方で、現在放送中のドラマに出演するある女優は、木村側から「共演NG」を言い渡されたままだという。ベテランの芸能記者が語る。
「かつて“癒し系”としてブレイクした井川遥です。遡ること13年前、井川とキムタクが共演した『空から降る一億の星』(フジテレビ系)でのこと。スタッフ、出演者の顔合わせ時間が、井川のスケジュールに合わせて作られていたことに、キムタクが激怒したことが原因です。これが、同じく共演していた明石家さんまクラスの大物ならばまだ納得できるのでしょうが、当時、売り出し中だったとはいえ、新人同然の井川によって他の出演者の予定が左右されるというのはありえなかった。キムタクはいつもスタッフや出演者に声をかけ、ドラマを盛り上げていこうと動いている体育会系。それだけに上下関係にも厳しく、彼の逆鱗に触れた井川には、事務所を通じて共演NGを言い渡したそうです」
それから井川はドラマの仕事が少なくなるも、ファッションデザイナーの松本与と結婚&出産。雑誌「VERY」のモデルを務めるようになってから、人気は再点火。その勢いをかって、今年から再び女優として活動を再開させたのだが、さっそく壁にぶち当たっているようだ。
「産休に入っていた井川ですが、今年から第2の女優人生を本格的にスタートさせました。今期は大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS系)のスタッフが再集結した『流星ワゴン』(TBS系)や、NHK大河の『花燃ゆ』と、いきなり注目度の高い作品に出演。この2作品は放送前からヒットが約束されているとも言われていました。しかし、フタを開けてみれば『流星ワゴン』は視聴率1ケタを連発、大河の方も近年稀に見る低調スタートととなり、井川の女優復帰は大逆風の中、幕を開けることとなりました」(ドラマ関係者)
よほどの視聴率クイーンにならない限りは、キムタクとの共演は永遠になさそうだ。