昨年の離婚後、週刊誌で「自決しようと思った」と涙ながらに思いを語った清原和博。一時の激太りから、酒を絶ち、食事制限を行った結果、激ヤセに成功したと言われている。
「現役時代から、ビールジョッキにウイスキーを注いで、グイッと一息に飲み干し、何杯もお代わりしていましたから。あんな飲み方をしていたら、いくら清原でも体を壊してしまいますよ。激ヤセしたのも、糖尿病が進行しているせいではないかと言う人もいます」(スポーツ紙記者)
薬物報道によって、芸能界はもとより球界復帰も難しい状況は変わっていない。
「キャンプでも清原を“出禁”扱いにしている球団は多いですよ。表向きは『騒ぎになるから』という理由ですが、完全な厄介払いです。一部で格闘技界転身が報じられましたが、今のところは具体的な話しにはなっていません」(スポーツ紙デスク)
すっかりダーティなイメージが定着した清原に対して、KKコンビとして活躍した桑田真澄は、今では東大大学院で研究を続ける一方、東大野球部の特別コーチや、ボーイズリーグの会長も兼任、かつてのダーティなイメージを払しょくしている。
「PL学園の野球部が消滅の危機にあった時、清原はしきりに桑田に監督をやるようにけしかけていましたが、体罰禁止を訴える桑田は、古い体制から抜けきれない母校を冷やかな目で見ていました。プロ野球への復帰が難しくなった清原こそ、少年野球の指導者からやり直して、お世話になった球界に恩返しをする時ではないでしょうか」(週刊誌記者)
子供たちと共に汗を流すことこそ、清原復活に残された「最後の条件」ではないだろうか。