言うまでもなく、今や「隣のOL」ではなくレッキとした有名人である女子アナ。注目度ゆえの「事件」に巻き込まれてしまうことも決して少なくないのだ。
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まずは、結婚後も変わらぬ天然キャラを生かしてCMやMCに引っ張りだこのウッチーこと内田恭子(35)。そのウッチーに、「スワッ、拉致寸前か!」という危機が訪れたのは、05年10月26日のこと。女子アナウオッチャー・丸山大次郎氏が解説する。
「報道した夕刊紙によると、『すぽると!』の収録後、自称・婚約者と名乗る男がスタジオに入り込み、内田の手をつかんでそのまま連れ去ろうとしたそうです。もちろん、内田は恐怖で茫然、幸い異変に気づいたスタッフがその男を取り押さえて事なきを得ましたが、まさに危機一髪でした」
なぜ、セキュリティが万全のはずのテレビ局に男が侵入できたかは謎だが、事件の背景には、ある現象があるという。丸山氏が続けて言う。
「ほとんど同時期にフリーですが、『めざにゅ~』の人気者であった杉崎美香(33)にも、ネットの某掲示板を通じ“殺人予告”があった。実際、そのせいで予定されていた握手会が中止になってしまったほどです。また、前年には“関西テレビのウッチー”とも呼ばれていた村西利恵アナ(31)も某掲示板に殺人予告を書かれ、犯人が逮捕されている」
この04~05年にかけては第何次かの女子アナブームなるのだが、それまでの女子アナブームとは、いささか状況が違っていた。「いわゆる“アナオタ”がブームを支えていたのです。それまでのオヤジのアイドルから、本物の“アイドル”になった。それだけにファンの熱狂ぶりも過熱し、異常な行動を取る人間も増えてきたのだと思いますね」(丸山氏)
もっとも、それ以前にもハードなトラブルに巻き込まれたケースもある。当時、TBSの局アナだった雨宮塔子(41)だ。
今から16年前の宅で実の母親が伯父に襲撃され、雨宮も、それを取り押さえようとして格闘になるという出来事があったのである。結局、親族間ということもあり、マスコミも大きくは取り上げなかったが、彼女が負った精神的ダメージは計り知れない。
その雨宮の後輩・久保田智子アナ(34)は、07年8月、局のトイレ内で久保田アナを盗撮しようとした制作会社社員を同僚と取り押さえるという騒動もあった。
「09年7月に、日テレの脊山麻理子元アナ(31)が痴漢を一緒にいた男性と取り押さえたことも報道されましたが、久保田アナのケースはよりショッキングです。というのは、盗撮犯が局内まで入り込んでいた以上、“都市伝説”だった盗撮モノが頭から否定できなくなってしまったことになる。もちろん、セキュリティは厳しくなったでしょうが」(丸山氏)
ボディガードになりうるマネジャーや付き人がいないのに、芸能人並みに標的にされる彼女たちの悲鳴が聞こえてきそうだ。
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