3月25日に13枚目のシングル「Kiss魂」を発売する「Kis-My-Ft2」。その中心メンバーである玉森裕太は、今年秋公開の「レインツリーの国」で映画初主演を務める。
「共演の西内まりやさんが、皆の仲を深めようと、自分が大好きなイラストレーター・山本尚樹さんの缶バッジを主要キャストに配ったんです。玉森くんはかなり気に入ったようでそれをバッグに付け、キスマイメンバーにも配ったそうですよ。ただ、西内さんと同じ物を付けてファンに誤解されると良くないという理由で、他の仕事の時は外しています。あくまでもファン第一なんです。キスマイの曲は『Kiss魂』『Thank youじゃん!』『アイノビート』など、正直カッコよくないタイトルが多いですが、玉森くんは『ストレートなことはダサい。でもダサいと思われることを一生懸命やるのがアイドル』と言っていました」(芸能関係者)
母親が山下智久のファンだったことからジャニーズ入りした玉森。当初は母の気持ちが分からなかったが、実際に山下に会った時、「王子様だ!」と思ったという。
また、玉森と共に人気なのが藤ヶ谷太輔だ。芸能関係者が続ける。
「彼はジャニーズのオーディションの際、芸能界に興味がないうえ、文化祭の打ち上げがあるので早く帰りたかったそうです。結果は不合格。喜んで『番号の札、どこに返せばいいですか?』とスタッフに声を掛けたところ、それがジャニー喜多川社長で、『初日に僕に話しかけるなんて』と気に入られ、合格しました。キスマイはローラースケートを履いて『光GENJI』と同じようなスタイルですが、藤ヶ谷くんの誕生日の1987年6月25日は『光GENJI』の結成日。彼は後でそれを知って運命を感じたそうですよ」
玉森は無名の頃に初めてファンから手紙をもらったこと、藤ヶ谷はバックで参加した嵐のコンサートでファンに「ありがとう」と泣かれたことが、今の仕事を本気でやると決めた時だったという。長い下積みを経て活躍する彼らのこれからに期待したい。