番組出演本数160本! 今、最も勢いのあるのがマギーだろう。並み居るハーフタレントを押しのけるハングリー精神は、幼少期の苦労で培われたもの。妖艶満載のボディと魅力を徹底解析した!
ベッキー、ローラ、SHELLY、ダレノガレ明美──。芸能界ですっかりおなじみになったハーフタレントだが、現在、最も勢いがあるハーフといえばこの人、講談社のファッション誌「ViVi」の専属モデルでタレントのマギー(22)で決まりだろう。まずは芸能評論家・三杉武氏が評する。
「昨年ブレイクした中ではナンバーワンの人気です。芸能界で活躍しているハーフたちは、それぞれルックスに加えて特徴的なキャラを備えています。ベッキーは明るいポジティブ、ローラやダレノガレ明美はちょっと生意気なタメ口、かわいいイメージのトリンドル玲奈、SHELLYは毒を含んだMCとしてのトーク・スキルという感じですが、意外にもこれまでストレートな色気をウリにしたタイプは少なかった。その意味で、マギーはまさに“正統派”で、ハーフタレントの最終兵器とも言われていますね」
09年にフジテレビ系のスポーツニュース「すぽると!」のコーナー「THE CODE」に抜擢されて以降、それなりにテレビ出演はあった。しかし、番組出演本数が約160本と一気に増加したのは昨年のことだ。ハーフタレント界で下剋上を起こすきっかけになったと言われるのが、13年11月に発売された初の写真集「マギーマギーマギー」(講談社刊)である。
確かに、この写真集は表紙からして挑発的。黒のワンピース型の水着の上半身を脱いであらわになったバストを手で隠しつつ、イタズラっぽい微笑を浮かべるマギー。彼女のキュートさが瞬く間に業界中に知れ渡ったのも納得だ。
「キャッチコピーが『すっぴんキュート!』『肉食系セクシー』ですからね。全編にわたって水着やランジェリーのショットが満載で、初写真集とは思えないくらい大胆。T字型・セパレート型の水着の横ヒモの下に腕を通して自分のヒップをギュッと揉んでいるショットなど、最近ではちょっと見ないくらい直接的な色気を意識したポーズが目につきます。コーラの空き瓶の先を舌で舐めたり、瓶をスッポリと口に含んでいるショットなどは、明らかにアレを連想させようとしていますよね(笑)」(グラビア誌カメラマン)
マギーは171センチとモデルらしい長身に完璧な8頭身と、抜群のスタイルを誇っているが、実はバスト・サイズは他のグラビアアイドルと比べて飛び抜けて大きいわけではないCカップだ。公表されているスリーサイズはB80・W59・H84と、やはりごく普通の数値で、身長を考えればもの足りない気さえするほど。にもかかわらず、これだけのフェロモンを発散できるのは、やはりマギー特有の魅力なのだろう。
「日本人好みのかわいさと大人っぽさが同居するルックスで、ボディは完全に大人の女。引き締まったウエストも筋肉感はほとんどなくて女性らしい柔らかさが見て取れます。白や黒のランジェリーを身につけてベッドの上で見せる切なそうな表情なども男性の想像力をかきたてますね」(グラビア誌編集者)
この写真集は発売から1年以上も時間がたっているのだが、口コミでジワジワと人気を呼び、増刷に増刷を重ねてロングセラーとなっている。現時点でも売れ続けているというから、その人気はホンモノだ。
「昨年末の時点で8刷まで増刷されていて、累計2万8000部を売り上げています。商品単価が高い写真集は1万部行けばヒット、2万部行けば大ヒットと言われますが、このジャンルでは異例の売れ方ですよ」(講談社関係者)