4月28日発売の週刊文春で、能年玲奈がNHK朝ドラ「あまちゃん」以降、所属事務所に“干された”ことにより、新事務所を立ち上げたと報じた。
記事によると、「あまちゃん時代の月給は5万円で肌着も買えない」「事務所社長から『お前は負け犬』と言われた」「マネージャーに『仕事は入れない』と言われた」と、国民的アイドルが消えていった裏側が明かされている。同誌の直撃に対して能年は、「私は仕事がしたいです」と答えているが、いまや芸能界追放の危機に瀕しているようなのだ。
そんな中、にわかに注目されているのが、小泉今日子の動向だ。
「業界内では、『あまちゃん』で能年の母親を演じた小泉が手を差し伸べるのではという観測も出ている。『あまちゃん』が終わった後も二人の“母娘関係”は続いており、事実上、小泉が後見人のようになっています」(芸能記者)
小泉はある月刊誌のエッセイでも、〈挫折も孤独も全て飛び越えて早くこっちへいらっしゃいという思いで能年ちゃんを見守る(中略)すぐに傷の手当ができるように万全な対策を用意して待ってる〉と、特別な存在であることを綴っている。
小泉の所属事務所は芸能界に絶大な影響力を持つ。同社の社長は業界で知らぬ者はいない存在だが、その社長でも頭が上がらないのが小泉だという。その理由は長年にわたり事務所の屋台骨を支えてきたからで、それもあってか、小泉は今年2月に自身が代表取締役を務める個人事務所を設立している。
「過去に事務所が窮した時など、小泉は『私が稼げばいいんでしょ』と言ってフル回転した。また、昨年には主演ドラマ『続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)に尾野真千子がゲスト出演してくれたことに恩を感じ、尾野が主演した『極悪がんぼ』(フジテレビ系)にカメオ出演するなど、とかく義理人情に厚い」(芸能記者)
はたして、今回の能年の独立騒動でも“男気”を見せるかどうか。「あまちゃん」では大手事務所を干されたアキ(能年)のために、母・春子(小泉)が事務所を立ち上げ、芸能活動を続けさせた。もしかしたら、ドラマと同じく能年が小泉の個人事務所入りしたりして?