橋本に負けず劣らずブレイク中なのが、有村架純(20)だ。キョンキョン演じる春子の若き日を演じている。聖子ちゃんカットで高校時代のスケバンに扮し、人気は急上昇。「東京編」ではアイドルを目指すいちずな姿と挫折までをみごとに演じきった。
劇中、太巻が「キミにはプライドはないのか?」と問いかけるや、有村より先に立ち上がって、画面の前で怒りの拳を震わせたオヤジも多かったという。それもこれも、若い時分の「キョンキョンよりもかわいい」と評判の有村のルックスのおかげだろう。
橋本と有村の両者と仕事をしたグラビア誌編集者は、こう証言する。
「橋本と有村の大きな違いは笑顔ですね。橋本は『笑って』と注文しても、笑えない。でも、有村は素直に笑ってみせるんですよ。実際に誌面にした際も出来栄えは抜群で、対面ページが国民的アイドルグループの人気メンバーのグラビアだったのですが、編集部内で一致した意見は『生まれ持った素材が違いすぎる』でした。その人気メンバーがかすんでしまいそうだったので、ページ建てを変更することになったほどです」
デビュー3年目の今年に入ってから、すっかり女優業に猛進している有村。グラビアを飾る回数は増えたが、ビキニ姿を披露する機会は激減している。ところが、ありがたいことに、昨年発売されたグラビアDVD「熱量」(リバプール)でバッチリ拝めるのだ。
有村は真っ赤なヒモビキニで登場。背中にあるのは1本のブラヒモのみで、真っ白な背中はまぶしすぎる。均斉のとれたスタイルはみごとだが、有村が川に入り子供のようにはしゃぐと、視線は一点に集中してしまう。「まめぶ」をよそうお椀のような胸がプルンと揺れ動くではないか。
しかし、有村の身辺に事件が起きた。出演中のドラマ「スターマン・この星の恋人」第1話で、「最終回イッキ見せ」なる予告が放送された。その際、共演者の國村隼(57)に唇を奪われるようなシーンが一瞬だけ映ったのだ。ケツの青い男どもは「初めてのキスシーンがオッサン‥‥」と落胆したようだが、成熟した男たちには朗報だった。
アイドル評論家の織田祐二氏はこう言う。
「有村は共演したい俳優として名前をあげるのが、仲代達矢(80)と橋爪功(71)です。さらに、ドラマ『SPEC』(TBS)では竜雷太(73)の愛人役を演じ、気持ちが『わかるかも』と答えたほどで、包容力のある年上がタイプのようです」
橋本も有村も劇中では挿入歌「潮騒のメモリー」を歌っている。脳裏から離れないのは、このフレーズ。♪来てよ、その火を飛び越えて~。どちらの火を飛び越えても、“潮騒のエロス”に出くわすことは間違いないだろう。