AKB48の現女王・渡辺麻友が主演を務めるドラマ「戦う!書店ガール」(フジテレビ系)が記録的な低視聴率にあえぐなか、早くも第9話で最終回を迎えることになったという。
「5月19日の第6話が3.6%に終わったのは衝撃的でした。3%台の低視聴率は、近年だと2012年4月クールの『家族のうた』が3.1%、2014年7月クールの『あすなろ三三七拍子』が3.6%を記録していますが、いずれもフジテレビ系というのが象徴的ですね」(テレビ誌ライター)
ちなみに「家族のうた」は第8話で、「あすなろ三三七拍子」は第9話で最終回を迎えており、いずれも早期の打ち切りを余儀なくされている。
「6月2日放送の第8話で打ち切りとなってもおかしくはなかったですが、フジは6月6日にAKB48選抜総選挙を生放送します。まゆゆは現女王として連覇を狙っており、中継局としては主演ドラマ打ち切りというネガティブな話題を提供するわけにはいきません」(週刊誌記者)
その選抜総選挙では、6月5日まで投票を受け付けており、ファン心理への影響も考慮されたのかもしれない。かといって、6月9日放送の第9話での打ち切りも微妙なタイミングには違いない。
「渡辺が1位になった場合は『女王なのに打ち切り』、1位を逃したら『票も数字も取れず』という、格好のゴシップネタになってしまいます」(前出・週刊誌記者)
ちなみに昨年の選抜総選挙もフジテレビが生中継しており、視聴率は16.2%とまずまずだった。今年も高視聴率が予想されており、その“番宣”だと思えば「戦う!書店ガール」の視聴率も及第点なのかもしれない。