5月21日にAKB48第7回選抜総選挙の速報が発表され、新潟のNGT48に完全移籍した北原里英が10位にランクインした。この10位は北原にとって史上最高順位となる。地元の新潟では総選挙で北原を応援する機運が高まっているようだ。
「県内のCDショップでは、投票券がついたシングル『僕たちは戦わない』を目立つ場所に陳列しており、北原の大きなパネルを用意して投票を促しているそうですよ」(アイドル誌ライター)
北原を応援しているのはファンだけに留まらず、新潟の地元メディアも力が入っている。県内で60%のシェアを持つ有力紙の新潟日報では、公式ツイッターで北原に投票したことを公表。スマホから投票した確認画面のキャプチャーも掲載するほどの力の入れようだ。
だが新潟の県民性といえば、口数が少なく自分からは前に出ていかないタイプが多いとも言われている。その影響なのか48グループには新潟県出身者がほとんどいない。そんなお国柄で、選抜総選挙というハレの場にどれくらいの応援が集まるのだろうか?
「いやいや、新潟県民は義理人情に厚く、頼まれごとにはきっちり応えたがるんです。だから北原さんの応援も盛り上がると思いますよ。それにJリーグのアルビレックス新潟が動員数で全国上位だったり、多くのアーティストが新潟のライブは熱いと語るなど、実は新潟県民ってエンターテイメントが大好きなんです」(新潟出身のライター)
そんな新潟県には、スポーツ観戦の出費では全国2位という統計もある。そして県民におなじみの「新潟甚句」はかつて、夏祭りで朝まで踊り続けるものだったとか。その熱さで北原を応援すれば、初のひと桁順位も夢ではないかもしれない。