国民的アイドルグループSMAPの一員で、今やテレビ番組に欠かせない「名司会者」となった中居正広。現在、「中居正広の金曜日のスマたちへ」(TBS系)、「ナカイの窓」(日本テレビ系)、「中居正広のミになる図書館」(テレビ朝日系)など数多くの冠番組に出演するが、昨今、テレビ関係者の間では「10年後には中居の出番がますます増えるのではないか」といった未来予測がなされている。
ベテランの芸能ライターが語る。
「テレビ界では出演者の高齢化が進んでいます。10年後、『お笑いBIG3』と称されているビートたけしとタモリは80歳間近。明石家さんまだって70歳になる。しかし彼らの引退も見えてきたというのに、いまだ後継者となる芸人が現れてこないのです。芸人の中にもダウンタウンやウッチャンナンチャンといったスターはいるのですが、テレビ界全体の顔になる存在はいない。そうなると消去法的に、司会ができてお笑い界からの信頼も厚い、中居がテレビ界の象徴的な存在となる道筋が見えてきます」
テレビ業界「高齢社会」で一層の活躍が期待される「バラエティ系アイドル」中居。10年後、はたして予想は的中しているか──。