1等3億円と前後賞1億円を合わせて、宝くじとしては過去最高の5億円が当たる「東日本大震災復興支援グリーンジャンボ宝くじ」が2月14日から全国一斉発売される。
昨年は1等1億5000万円だったが、今回は被災地支援のため、1等賞金を上限である3億円に引き上げ。2億2000万枚の販売予定で、予定収益金288億円のうち88億円が被災した9県と2政令指定都市に分配されるという。
「5億円をゲットするためには、まず、当たる確率の高い売り場を選ぶこと」と言うのは、宝くじ研究家の山口旦訓氏だ。
「昨年末の『年末ジャンボ宝くじ』は全国で1等が118本出たのですが、都道府県別に見ると1位は東京の20本。売り場としては西銀座CCと有楽町大黒天宝くじということになります。都市部よりも購入者数が少ない地方で目を引くのが熊本県。市内の3つの売り場で1本ずつ1等が出ていますからね。あと、被災地で見ると、福島県がベスト10入りしています」
復興に励む人たちから、たくさんの当選者が出ることを祈りたい。
続いてラッキーナンバーだ。宝くじの番号は2ケタの組と6ケタの番号「○○組1○○○○○番」と表示されているが、山口氏は平成以降のグリーンジャンボの当選番号から、ある数字を導き出したという。
「ケタごとの統計を取った結果、当せん確率の最も高い番号は『22組141979番』になります。もちろん、番号は1ユニットに1枚しかありませんが、組で言えば十の位も一の位も『2』が圧倒的に多く、番号は万の位に『4』、千の位に『1』‥‥という具合に確率を重視して出しました。これに近い数字を選んで買うのも手ですね」
さらに今回は「復興支援」ということで、下2ケタ100枚買いを推奨する。
「万~百のケタは何の数字でもいいのですが、00番~99番までの連番を100枚買うんです。そうすると、6等の3000円、7等の300円×10枚で必ず6000円は戻ってくる。つまり、2万4000円で5億円を狙うわけです。ふだんは10枚とか20枚の人も、今回は『復興支援』ということで、思い切って100枚買ってみるのもいいんじゃないでしょうか」
仮に外れたとしても、復興のために使われる──。そういう気持ちが大金を呼び込むかもしれない。
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