社会

“麗しすぎる”佳子さま大フィーバーを辛口論客が切る!「アイドル並みの扱いは不敬でおかしい」

20150611t

 美智子さまの「ミッチーブーム」を彷彿とさせる「佳子さまブーム」である。服装についての母娘ゲンカから、男子学友によるダンスパーティでの「争奪戦」など、私生活が露わになる報道が連日続いている。開かれた皇室か、威厳ある皇室か──大フィーバーを右翼、辛口論客が一刀両断した!

 佳子さまの記事を担当するネットニュース編集者はこう驚く。

「現在、ネットで佳子さまの話題は、異常なほどの関心の高さがあります。先日、配信したニュース記事もトータルで100万以上のアクセスがありました。『佳子さま』は完全に必殺のキラーコンテンツと化しています」

 現在、国際基督教大学(ICU)に在学している佳子さま。キャンパス内で、語学クラスの同級生は「セクションメイト」と呼ばれ、学生たちはそれを“セクメ”と略す。しかし、5月12日、ニュースサイト「NEWSポストセブン」が、「誰が佳子さまのセクメになったのか」というタイトルのニュースを報じたところ、直後から編集部に、

「『セクメ』が違う意味を想起させる。不敬だ」

 といったクレームが多数殺到する騒ぎとなった。

 また、5月中旬の日曜日、東京・千代田区の皇居大手門前では、外国人観光客に交じって「佳子さまKFC(佳子さまファンクラブ)」と書かれたプラカードや、佳子さまの写真を貼り付けた大きなウチワを手にした若者たちが集った。そうしたことを警備員がたしなめる風景が繰り返されているという。

 6月11日にICU学内で開催されるダンスパーティでは「自分が相手役を務める!」と、鼻息の荒い男子学生による熾烈な「佳子さま争奪戦」まで勃発している。

 昨年12月29日、20歳の誕生日を迎えた佳子さまだが、成年皇族の仲間入りを果たしたことでメディアへの登場が急増。このような暴発とも言える大フィーバーへとつながった。

 振り返れば1959年、当時、皇太子であった今上天皇が、当時一般人だった皇后の美智子さまと「テニスコートでの自由恋愛」を経てご成婚となった。皇室ブームといえば、その時の「ミッチーブーム」が思い出されるが、今回の佳子さまの件も、皇室にとって約半世紀ぶりに訪れた過熱騒動と言えよう。

 二十一世紀書院代表で、右翼民族派の蜷川正大氏も、「佳子さま」については相好を崩す。

「佳子殿下は、過去のご皇族にはいらっしゃらなかったチャーミングで感情豊かなお方です。これまで、あまりご皇族やご皇室になじみのなかった若い世代に関心を持ってもらえるきっかけにもなるので、好意的に捉えている」

 一方で、単なる興味対象として、アイドル歌手やタレントと同じ扱いをされることに、蜷川氏はこう苦言を呈する。

「軽佻浮薄の報道も多く、ブームがますます過熱することで、だんだんと皇室の尊厳が失われていくのではないかということも危惧される。こうした浮ついた軽々しい報道は看過できないものがある。また、若者たちも賛美の気持ちを表したいのなら、プラカードやウチワを持って行進するのではなく、皇居での勤労奉仕などに積極的に参加してほしいですね」

 しかし、こうした懸念をよそに佳子さまへの国民の関心は高まるばかりだ。

カテゴリー: 社会   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論