「パラダイスGOGO!!」(フジテレビ系)の乙女塾1期生として89年にデビューを飾り、永作博美、佐藤愛子と結成したユニット「ribbon」で人気を博した松野有里巳(39)。現在は超売れっ子のフィットネス・インストラクターとして活躍中だ。
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今、振り返っても「まさか私が‥‥」という転職でした。それも35歳を迎えてからですからね(笑)。10代の頃からダンススクールやスポーツジムに通い、ホノルルマラソンにも参加したりと、動くことが生活に溶け込み、大好きだったとはいえ、自分が教える立場になろうとは思ってもみませんでした。
95年、ribbon活動休止後は、松野アリミの名でボーカルを務めたり、役者として舞台活動するも、98 年にミュージシャンで作曲家の高橋剛と結婚。専業主婦となる。
私、昔から結婚することが夢だったんです。大好きな母のように早くなりたいって。家事をして、昼ドラ見ながら、おせんべいを食べたり(笑)。でも、流産を経験して、その時に「不育症」という病気だと知り、病院にも通ったんですけど、私はなかなか子供を授かれなくて‥‥。それなら授かるまで自然体でいようと決めて、もう一度、自分のできることを探してみることにしたんです。それが33歳頃のことですね。
07年に舞台「犬は鎖につなぐべからず」で、役者として本格復帰。9年ぶりの演技は関係者から高く評価され、フリーとして営業活動を開始した。そんな時に意外な誘いを受ける。
当時通っていたスポーツジムのフィットネスのアドバイザーから「あなたのふくらはぎなら、ハイ・インパクトな運動にも耐えられるよ」って、インストラクターになることを勧められたんです。最初はもちろん「いえいえ」と固辞していたんです。すでに35 歳でしたからね(笑)。ただ、夫に話すと「やってみて向いてないと思えば、やらなければいいじゃないか。(インストラクター)専門学校でいっぱい怒られておいでよ」と言われて、いい経験になるかな、という思いからも挑戦することにしたんです。
でも、本当に厳しかったですよ。筋肉や骨格、身体機能などの筆記科目の勉強から、ダンスのプログラミングの実技科目まで、覚えることは山ほどありましたね。授業中に「何でできないんだ!」と叱られて、大泣きしちゃったこともありました。
生徒12人のうち、3人しか試験に合格できなかったという狭き門をくぐり抜け、現在はフィットネスクラブで、平均30~40人のクラスを週10本ほど担当する毎日。エアロビクスだけでなく、骨盤調整のエクササイズのクラスも受け持ち、企業や病院に出向いてOLや高齢者に伝統のフラダンスも教えている。
私の所属先のフィットネスクラブには、「カロリーハンター」というダンスエクササイズプログラムがあるんですが、これはインストラクターの肩書も持っている夫が開発したプログラムなんです。音楽的にも運動的にも、さまざまな要素を盛り込んだダンステイストな作品で、誰でも気軽に汗を流せる仕様になってます。私がオリジナル専用CDのボーカルを担当しているので、生歌をBGMにレッスンができます(笑)。
今年はヨガもしっかりと習得したいと思ってます。
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