芸能界、スポーツ界をにぎわせた有名人とはいえ、一生涯その世界で生きていく人はほんの一握り。特に女性の場合は結婚・引退というケースもあるが、第二、第三の人生を歩む人も多い。そんな「華麗なる転職」を成し遂げた美女23人の今を探る――。
まぶしいばかりのフラッシュ・シャワーを浴びていた美女たちの転職は、まさに意外だったり、華麗だったり‥‥。まずは、あの巨乳アイドルの追跡レポートからお届けしよう。
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「愛がいっぱいのⅠカップで~す」と、アピールしていた“おっぱい番長”こと相澤仁美(29)。09年に過去のAV出演疑惑が流れるや、いつのまにかグラドルとしては開店休業状態。そんな彼女の目撃談が、本誌編集部に寄せられた。
「最初は痩せていて誰だかわからなかったよ。胸は明らかにサイズダウンしてたし。隣に座ってお酒をついでくれたんだけど、何か相澤に似てると思って聞いたら『お手伝いしているだけで事務所も知ってる』と、あっさりと認めたよ。ただ、芸能界の話題についてはあまり話したくない感じだったね。帰り際に『今度飲みに行こう』と誘ったら、あっさりケータイの番号を教えてくれたよ」
さっそく、その言葉を頼りに都内にあるバーの扉を開けた。テーブル席もある広々としたおしゃれな店。カウンターに腰を下ろして、ビールを注文する。店員の一人に相澤級のボディラインが目を引く美女がいるものの、どう見ても彼女ではない。今日は出勤日じゃなかったか。帰り際に、バーテンダーにそれとなく聞いた。
「相澤さん、今日は出勤されないんですか?」
「失礼ですが、お知り合いの方ですか?」
「先日、友人が電話番号を交換したと聞いて、あわよくば私もと思いまして」
「いつ来るのか、決まっていないんですよ」
「出勤される時は、だいたい何時頃ですか?」
「それも、まちまちなんですよね」と苦笑い。あの深い谷間を見るには、通い詰めるしかなさそうだ。
相澤とは逆に、毎日のように笑顔を振りまいて接客しているのが、元タレント歌手の早坂好恵(36)。
03年に結婚後、昨年4月から関西国際空港内にあるアイスクリーム店「ブルーシール関西国際空港店」で、オーナー兼店長を務めている。
オープンスペースのショップは、冬場も客足がとだえることがなく、人気商品のクレープに注文が集まる。列に並ぶ記者の目に、昔と変わらない、ニコニコ顔が飛び込んできた。
「タレントだった早坂さんですよね?」
「はい、そうです」
「ファンの方も来られるんですか?」
「はい、たまに来られます」
「お店には毎日入っているんですか?」
「はい、入ってます」
「忙しそうですね」
「おかげさまで。ありがとうございます」
バラドルとしても人気だった早坂にとって、お似合いの転職と言えるだろう。
一方、周囲を驚かせたのが、元フジテレビの菊間千乃アナ(39)。女子アナから弁護士へ、まさに華麗なる転身だろう。98年には生放送中の転落事故、7年前にジャニーズ事務所の未成年タレントとの飲酒問題で謹慎処分を受け、その後、弁護士資格の収得を決意し、07年に退社した。テレビ制作会社の関係者が話す。
「1年半前に2度目の司法試験で合格して、今年1月からフジテレビの法務関連の顧問を務める弁護士事務所に籍を置いています。マスコミ出身らしく、著作権の管理を極めたいようです。元西武ライオンズの高木大成との破局以来、結婚の話は聞こえてきませんでしたが、難関の弁護士バッジを手にした今、年下の法曹関係者との恋の噂が早くも流れ始めています」
テレビ局を退社して夢をつかむ美女がいれば、スポーツ界からフジテレビ社員に転身したのが、元フィギュアスケート選手の中野友加里(26)。6種類のトリプルジャンプとドーナツスピンを武器に氷上を舞い続けるも、五輪切符をあと一歩のところで逃し続けた。
「早大時代の06年トリノ五輪、早大大学院に進み、10年のバンクーバー五輪に挑むも、選考会の全日本選手権で鈴木明子に0・17点差で敗れて涙を飲みました。その彼女が選んだのが、長野五輪で金メダルに輝いた里谷多英の就職先だったフジテレビ。中野の配属先は映画事業局の映画製作部で、アシスタント・プロデューサーです」(前出・制作会社関係者)
昨年11月に公開された篠原涼子(38)の主演映画「アンフェア the answer 」(東宝)が最初の担当作品で、焼き肉店の店員役としても出演している。
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