先の9種類から「0」を外すと、残りは6種類。長利氏はさらにしぼり込む。
「組番号の十の位と一の位の『差』にも着目してみました。単純な引き算だとマイナスになるケースもあるので、時計回りで見た『間隔の差』です。例えば82は8から2を引くのではなく9‥‥0‥‥1‥‥2で『4』です。過去10年間で出現していない『差』は0と5と6。今年はズバリ、『33組』と『83組』の2つを狙ってみたいですね」
番号の「0」は、連番であれば末尾が0から9でそろっているために必ず1枚、バラであれば「組十位」「組一位」「万位」の3カ所に入ることになる。どうしても「0」が入った宝くじを買いたくない場合は「0を抜いてバラ○枚」として購入するのも手だ。
そんな少ない枚数で当たるの? と思われるかもしれないが、みずほ銀行「平成25年度宝くじ長者白書〈全国版〉」(1000万円以上の高額当せん者860人のアンケート集計)では、女性の約8%(24人)が「10枚未満」の購入なのだ。
ここ数年、組番号などの指定購入に対して宝くじ売り場の理解が増しているので、可能か否かは事前に確かめておくといいだろう。
サマージャンボ同様、今回で6回目を迎える「ジャンボミニ7000」シリーズも気になるところだ。
1等7000万円が110本、2等700万円が220本。ミニでは1等と2等の組番号の十の位が共通のため、組の一の位が重要になってくる。長利氏は先の番組内で「偶数」と予想していた(1等は組下1ケタ4組172951番)。
「スタートから4回連続で11万台が続いていたのですが、前回でとぎれてしまいました。ただ、組番号の偶数は続いています。特に『0』が強く、4回連続で出現しています。ミニは1等の組違い賞がなく、組の一の位が的中するかどうかで明暗が分かれます。
また、1等の前後賞がないため、バラで購入する方も多いかと思いますが、私自身は連番もバラも確率や期待値が同じですので、連番で組の一の位を当てにいくようにしてます」