7月14日に放送されたEXILE・AKIRA主演のテレビドラマ「HEAT」の視聴率が、3.9%だったことがわかった。同ドラマは初回視聴率6.6%と厳しいスタートを切っていたが、2話目にして早くも3%台まで急落した。
「火曜22時台といえば、前クールで放送されていたドラマ『戦う!書店ガール』が低視聴率で話題となりましたが、それでも2話の時点では6.4%を記録していました。しかし今回の『HEAT』は、それすら下回る悲惨な結果に……。また同時間帯に裏で放送されている西内まりや主演『ホテルコンシェルジュ』(TBS系)は、視聴率8.5%を記録しましたから、ダブルスコア以上の差を付けての敗北となっています」(テレビ誌記者)
「HEAT」はすでに映画化が決定しているため、安易に打ち切ることが出来ない状況にある。しかし、すべての放送を終えた後は、22時台ドラマ枠自体が撤廃される可能性も否定できないという。
「すでにフジは低迷していた火曜21時台のドラマを今年の3月で廃止しており、連続で失敗しているこの枠も一度リセットするため、ドラマ枠を無くすことが検討されています。今回、『HEAT』の後に放送されているバラエティ番組『有吉弘行のダレトク!?』は時間帯が深夜ながらも視聴率4%とドラマより数字を上げている。それなら22時台のドラマ枠をなくして、バラエティを前倒しで放送した方が高い視聴率を望めるというわけです。こうした局内の動きは各方面に漏れ伝わっており、バラエティを主戦場にしているお笑い芸人や事務所スタッフたちは、『HEAT』の大爆死にほくそ笑んでいると思いますよ」(業界関係者)
映画化決定、豪華出演者と放送前からなにかと話題となっていた消防団ドラマ「HEAT」。しかし、2話目にして早くも視聴率は燃え尽きてしまったようだ。
(森嶋時生)