4月15日にスタートするドラマ「ナイトヒーローNAOTO」(テレビ東京系)はその名の通り、三代目 J Soul BrothersのNAOTOが連ドラ単独初主演を務めるヒーローアクションドラマ。エンディングにはEXILE TRIBEのメンバーが大挙出演するダンスムービーが流れるという。
このダンスには三代目JSBが勢ぞろいするほか、先輩グループのEXILEからもAKIRAとKENCHI、KEIJIらが参加。豪華な顔ぶれだと話題になっているが、テレビ誌のライターはこの人選に残酷さを感じると話す。
「KENCHIとKEIJIは、二代目JSBでNAOTOと一緒だったからわかります。そんな二人とは異なり、AKIRAは明らかな先輩。つまり後輩たちが中心のダンスシーンに一人だけポツンと参加させられているんです。この人選に主演ドラマ『HEAT』(フジテレビ系)の大爆死が影響していると裏読みするのは、あながち考え過ぎとは言えない気がしますね」
その「HEAT」といえば、平均視聴率4.1%に沈み、当初予定されていた映画化がお蔵入りになったといういわくつきの作品。消防をテーマにし、総務省消防庁や東京都消防庁の協力も得ていたのに、それを台無しにした失敗作だ。それゆえ主演のAKIRAは、イチから出直すことを強いられたのかもしれない。そんなAKIRAと主演のNAOTOとの扱いがいかに違うか、前出のテレビ誌ライターが指摘する。
「このドラマでは、世界的に活躍する振付師のショーン・エバリストがダンスシーンを監修しており、一週間ほど日本に滞在していました。彼のインスタグラムには、NAOTOとHIROとのスリーショットがアップされていますが、他のEXILE TRIBEメンバーの姿はなし。つまり主役のNAOTOだけが、憧れの振付師と記念写真を撮る機会に恵まれたということです」
これが「HEAT」の時だったら、注目を受けるのはAKIRAの役目だったはず。今ではNAOTOが君臨する“主役”の座を恨めしそうに見上げているのかもしれない。
(金田麻有)