8月12日に放送された堤真一主演のドラマ「リスクの神様」(フジテレビ系)の視聴率が4.8%だったことがわかった。堤にとってフジテレビ初主演となる同ドラマだが、視聴率低迷により苦戦が続いているという。
「『リスクの神様』は放送前から、食品の異物混入問題などに切り込むと宣伝され話題を集めていました。しかし内容は室内での会話劇が多く、代わり映えしない地味なシーンが続くことで、視聴者を惹きつけることができなかった。結果、初回から視聴率7%とつまずき、その後も6.0、5.7、5.0、4.8と回を重ねるごとに右肩下がり状態となっています」(テレビ誌記者)
4.8%という数字は十分に低い記録だが、今期はAKIRA主演の「HEAT」が歴史的な低視聴率を叩き出しているため、堤への集中砲火は免れる形となっている。しかし今後、堤の主演作に関しては絶望的との声もあるという。
「堤といえば、過去の出演作の平均視聴率は『やまとなでしこ』26.4%、『恋のチカラ』16.9%、『SP』15.4%など、これまで数字、内容共に好評だったほとんどのドラマが2番手として演じたものでした。そのため今回、16年ぶりの主演作が爆死したことにより、堤は脇に置いてこそ光る俳優という印象をさらに強めてしまった。今後は再び2番手に戻り、主演作からは遠のく可能性があります」(前出・テレビ誌記者)
ドラマでは、あらゆる問題に立ち向かってゆく危機対策室長を演じる堤。それだけに、この低視聴率というリスクも最終回までに解決することを期待したい。
(森嶋時生)