7月スタートのフジテレビ系ドラマ「リスクの神様」で、俳優の堤真一が同局のドラマ初主演を務めることになった。民放連続ドラマの出演が約8年ぶりとなる堤は、トラブルに巻き込まれた人々を救う危機管理専門家を演じる。
「『硬派な社会派ドラマ』と銘打っているものの、『リーガルハイ』シリーズや映画『エイプリルフールズ』を手掛けたスタッフの制作ですから、笑い所もある独特のドラマになるでしょう。30年近いキャリアを持つ堤さんですが、NHK朝ドラ『マッサン』でシャーロットさんと共演した際、『彼女の役への向き合い方を見て学ばされた』と発言するなど、今も成長しようという姿勢を持っています。今回のドラマで新しい堤さんが見られるかもしれませんね」(テレビ局スタッフ)
このドラマでヒロイン役を演じるのは戸田恵梨香。堤とはドラマ初共演だが、舞台、映画で共演済みということもあり、「兄さん」と慕っているという。テレビ局スタッフが続ける。
「戸田さんは以前から堤さんと話したかったらしく、ドラマ出演が決まってすぐ飲みに誘い、堤さんの下積み時代の話や、演技に関する事などを熱心に聞いているそうです。同じ兵庫県出身ということもあってノリが合い、親交を深めていますね。今年公開の映画『駆込み女と駆出し男』で共演した大泉洋さんは、イジられながら場を温める役者さんで、戸田さんも爆笑していましたが、堤さんはイジるタイプ。打ち合わせで一緒になった際、阪神ファンの堤さんは戸田さんが巨人ファンだと知り、『何でや!』と突っ込んでました。戸田さんは嬉しそうに笑ってましたよ」
「兄さん」「恵梨香ちゃん」と呼び合う堤と戸田。二人の息の合った演技が、今から楽しみだ。