昨年9月に俳優・田中哲司(49)と年の差婚を果たしたのは仲間由紀恵(35)。
「昨年のNHK朝ドラ『花子とアン』の蓮子役が好評で、女優としてみごと復活した仲間は結婚後、故・森光子の当たり舞台『放浪記』を引き継ぐことに成功しました。実は同舞台の主演はロングランということで収入を安定させるだけではなく、生活が規則正しい時間で流れて安定するんです」(芸能プロ関係者)
結果、夫のために料理を作って、献身的に役者業をサポート。仲間の人気に連動するかのように夫も躍進しているようだ。
「田中も以前は2時間ドラマの犯人役など端役が多かったが、結婚後は連ドラへの出演が続いている。もともと実力のある俳優だけにキャスティングされるのは当然ですが、あの仲間の夫ということでギャラがワンランクアップしたと評判です」(前出・芸能プロ関係者)
13年のNHK朝ドラ「ごちそうさん」での共演をきっかけに今年元旦、杏(29)は東出昌大(27)と入籍した。
その後も女優として精力的に活動し、月9ドラマ「デート」(フジ系)や人気シリーズ「花咲舞が黙ってない」(日テレ系)の続編など、話題作の主演を果たした。もはや親の七光りなど吹き飛ぶ活躍を見せているが、こちらも、格下夫への人気浮揚のアシストぶりでは黙ってない。
「夫婦ともにモデル出身で、歴史好きという共通点がある。とはいえ、杏が役者としては評価の上がらない夫を選んだ背景には、将来的に夫婦そろっての海外進出という野望を持っており、東出が外国語に堪能だったからだと言われているんです。妻の目標を実現すべく、2歳年下の夫は奮起。今年1月からは、大河ドラマ『花燃ゆ』と『問題のあるレストラン』(フジ系)に並行出演するなど、“ごちそうさん婚”で鼓舞された効果が表れている」(スポーツ紙芸能デスク)
見逃せないのは、ハリウッド映画「ラストサムライ」への出演をためらっていた父・渡辺謙(55)の背中を押し、“世界の渡辺謙”にまで持ち上げた義理の母・南果歩(51)の存在だという。
「かつて謙さんが白血病を発症したこともあり、南さんは健康への気配りが半端ないんです。自分のドラマの撮影現場でさえ、他の出演者に野菜ジュースを配るなど徹底した健康志向ぶりを披露している。当然、夫の健康管理は完璧にこなす究極のあげまん。父親を介して接してきた杏は、義母の献身ぶりをお手本にしたようです」(女性誌記者)