深夜枠でありながら、今期ドラマの中でも評判が高いのが「民王」(テレビ朝日系)。その登場人物のなかでも、特に異彩を放っているのが、超がつくほど真面目な性格の公設第一秘書役を演じている俳優・高橋一生だ。
実はこの高橋、ジャニーズグループ「V6」のファンの間では有名。なぜかといえば、岡田准一とは堀越高校時代の同級生であり、いまや二人は親友の間柄。ドライブに行くほど仲がよく「いつか一緒に仕事をしたい」と語り合っていた関係だったが、のちに岡田主演のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で初共演を果たすことになる。
「その信頼ぶりは、互いに『親友というよりも家族くらいの間柄』『一生の間に親友と呼べる人って一人か二人だと思うんですけど、その一人』と言えるほどだとか。高橋の芸歴は長く子役の頃から芸能界で活動しており、また、『耳をすませば』や『おもひでぽろぽろ』などのジブリ作品にも声優として出演しています」(芸能ライター)
最近では「医龍」(フジテレビ系)や「Dr.倫太郎」(日本テレビ系)などの話題作にも出演、役者としての“色”をジワジワと放ち始めていた。そこにきて「民王」での総理秘書役が大ハマり。冷静沈着、入れ替わった総理への絶妙なツッコミ、女性が苦手といったキャラが、コメディドラマのいいエッセンスとなって、いまや主役を食うほどの存在となっているのだ。
視聴者の間でも、「民王」のなかで「MVP俳優」と評されている高橋。今後、さらにブレイクしそうだ。
(琴葉)