9月5日から公開がスタートした人気ドラマの劇場版「アンフェア the end」が、オープニング2日間で動員21万人、興収2億9456万円を記録したことがわかった。「アンフェア」の映画化はこれで3度目となるが前作より興収は下げてしまったという。
「9月に入り『ジュラシック・ワールド』や『ミッションインポッシブル』など夏の大作が落ち着きをみせてきたことで『アンフェア』は、なんとか初週観客動員1位を獲得しましたが、興行収入の方では前作より下回り、『TED2』にも敗北しています。また5日には地上波で『アンフェア』劇場版が放送されましたが、視聴率は1桁台を記録するなど、かつてほどの勢いはないようですね」(映画ライター)
映画本編では、一糸まとわぬ姿でシャワーシーンに挑戦したり、先日の舞台挨拶では胸元が大きく開いたドレス姿も話題となった主演の篠原涼子。
現在の彼女は作品のイメージも合わさり、まさに”デキル、イイ女”と世間では認識されているが、そんな彼女に違和感を覚える人も少なくないのだという。
「篠原といえば、かつてはダウンタウンと共にバラエティで活躍し、おバカキャラが売りのタレントでした。九九が言えない、野球という簡単な漢字が書けないという知識の浅さだけでなく、鼻フックをやらされるなど現在のイメージとは真逆な姿を披露していた。しかし、近年の篠原の役柄は“私っていい女でしょ”というのを前面に押し出した役柄ばかりのため、『九九が言えないのにいい女を気取られても‥‥』と、過去のキャラを知る視聴者はその違和感が拭えず、『アンフェア』の世界に入り込むことができないようです」(テレビ誌記者)
現在は一流女優の仲間入りを果たした篠原。今後も女優のイメージを保つためにも、おバカキャラは封印し続けた方がよさそうだ。
(森嶋時生)