06年に連続ドラマとして放送開始した人気作品「アンフェア」のシリーズ完結作となる映画「アンフェア the end」の9月5日に行われた舞台挨拶。主演の篠原涼子を筆頭に豪華出演陣が登壇し、ファンにとってはもはや見慣れた顔がズラッと並んだわけだが、その中に一人、あまり見慣れない美少女の姿があり、「え、あれは誰?」と思ったファンが多かったようだ。
「現在、AKB48メンバーの向井地美音(むかいち・みおん)です。向井地は主演の篠原涼子演じる刑事・雪平夏見の娘の美央役で出演しています。『アンフェア』のドラマ放送開始時は7歳だった彼女も10年の時を経て、17歳になって作品にカムバックしました。AKBファンの間では向井地が元子役だったことは有名な話ですが、純粋なアンフェアファンにとっては衝撃の事実だったようで、成長した美央の姿に驚愕。また、そこで向井地の現在が気になり、さらに詳しいリサーチをした人もいるようですが、向井地が大胆な水着グラビアにも果敢に挑み、そちらでも人気急上昇しているということにさらに驚いたようです」(週刊誌記者)
実際、今回のアンフェア出演がきっかけで向井地を知った人も多いようだが、この状況はAKB48にとってもかなりプラスに働くという見方がある。
「現在のAKBはベテランメンバーがまだ多く在籍し、彼女たちに隠れて若手メンバーが世間に知られていないのが実情。正直、世代交代は順調に進んでいるとは思えない。そんな中、ファン以外の外部から次世代メンバーに注目が集まることは、グループにとっても非常に喜ばしいことなんです。チームメイトで向井地の先輩でもある峯岸みなみも、世間に見つかってほしいメンバーに向井地の名前を挙げている。その理由について、万人受けするその可愛らしいルックスは世間にAKB48を知ってもらえる入口になれる存在と、説明していますね」(アイドル誌ライター)
また、その峯岸と向井地は先日、乃木坂46のライブを観覧。その会場までタクシーで向かったという峯岸はタクシーの運転手に「乃木坂は今やAKBの上いっちゃってますもんね!」と屈辱的ひと言を言われ、唇をかみしめたようだ。タクシーの運転手も話し相手が峯岸だと気づいていなかったらしく悪気はなかったようだが、なんとも受け入れがたい発言だったようだ。
そのタクシーに向井地が同乗していたかはわからないが、この発言に結果で応えることができるのは紛れもなく向井地たち次世代メンバーたち。ファンの中には「第二の大島(優子)」と高評価する面々も多い。「アンフェア」をきっかけに、彼女が世間をギャフンと言わせられるか!?
(石田安竹)