スポーツ

身売り危機球団続出で球界のドンが画策するセ・パ大再編計画「リクシルが画策する球団買収」

20150924_1001q-2

 3つ目は買い手の存在。DeNAの成功例でプロ野球の価値が再評価され、球界参入に意欲を持つ企業は少なくないと言われる。その例がリクシルだ。10年オフ、横浜買収に乗り出して物議を醸したのは記憶に新しいが、その後もロッテに売却説が持ち上がるたび、名前があがってきた。

「とにかくリクシルは会社名を売りたくてしょうがない。そのために、プロ野球に進出しようと考えました」(リクシル社員)

 ただ、同社は今年5月、傘下のドイツ企業で多額の債務超過が発覚。破産手続きのため約410億円の損害が生じたと言われ、球界参入に熱意を持ちながらも経済的なリスクは避けたいとの思惑もあるようだ。

「昨年のような活発な動きが見えなくなったのは事実です。というか、わからなくなった」(前出・リクシル社員)

 この点について、スポーツ紙デスクは、意外な展開の可能性もあると指摘する。

「そもそもリクシルはロッテにこだわる必要はないんです。むしろ、楽天のような黒字球団を買いたいでしょうから」

 とはいえ、球場の座席拡張などに経費をつぎ込み、しかも黒字経営の楽天が直ちに球団を手放すかといえば、現実的ではないだろう。

「いや、身売りがささやかれているのは中日、ヤクルトといった球団ですよ」

 こうささやくのは、さる球界OBである。

「中日は落合政権時から、チームが勝っても観客数が伸びず、大赤字を量産し続けており、谷繁元信監督(44)に代わってからはさらに拍車がかかり、もう限界に来ているとの説もある。昨今、身売りの話が頻繁に浮上するのも無理はありません。ヤクルトは神宮球場が、隣接する秩父宮ラグビー場と場所が入れ替わる形での建て替えが決まっていますが、費用の負担を断ったそうです。だから、もう球団を売る気なのか、との憶測が飛んでいる。球団を保有して10年以上が経過していれば、手放した際には、プロ野球参入時に納めた供託金30億円が戻ってきますしね。ここにリクシルが食い込んできても不思議ではないでしょう」

 さらには、本拠地球場へのアクセスの悪さから観客数減少に悩む西武にも、水面下での売却話があると言われている。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論