9月14日、俳優の萩原健一が来年1月スタートのNHK BSプレミアム連続ドラマ「鴨川食堂」に出演することが発表された。萩原にとっては02年の大河ドラマ「利家とまつ」以来14年ぶりのNHKドラマである。
13年に発売された柏井壽氏の小説が原作で、舞台は京都の東本願寺近くにある食堂。お客さんの様々な悩みを聞き、それをもとに萩原演じる料理人が腕を奮い、思い出の料理を再現するというストーリーだ。
ここで「!?」と思ったあなたは、かなりのドラマ通。どこかで似たようなドラマを観た覚えがあるのではないだろうか。しかも、ごく最近に‥‥。
「『招かれる客はみな、葛藤や悩みを抱え、人生の岐路に立たされている』『今はもう存在しない店の料理や亡き人が作ってくれた料理など“失われた料理”を完全に再現する』というテーマのドラマがありました。今年の6月、深夜枠で放送された『シメシ』(TBS系)です」(テレビ誌記者)
この「シメシ」、オリジナル脚本のドラマだったようで、ホームページに原作の表記はない。また、舞台が都会のレストランで、京都の食堂とは赴きが違うがストーリーが似ているのではないか。しかし、「鴨川食堂」のほうには“原作”があるということは、もしかすると「シメシ」のほうが!?
放送後には「どっちがパクったのか論争」が勃発しそうだ。