「SMAPでもっとも歌が下手なメンバーは中居正広じゃなかった!」
そんな議論がお茶の間で浮上している。
SMAPは23日に放送された10時間特番「ミュージックステーション ウルトラFES」(テレビ朝日系)に出演。木村拓哉がAKB48のパフォーマンスに急遽参加、キレキレダンスを見せつけるさすがのスターぶりを見せつけた。
この日は番組の目玉企画である「世界に誇るニッポンの歌BEST100」でみごとに1位に輝いた「世界に一つだけの花」を含む3曲を披露。
実際にパフォーマンスとなると、決して上手いとは言えない中居の歌声。ただ、それはもはや周知のことのため、お茶の間にとっては何ら動揺もなかっただろう。だが、それ以上に衝撃の音痴ぶりで注目を集めたメンバーがいる。
「この日、歌のド下手ぶりが際立っていたのは草なぎ剛ですね。草なぎはファンの間では以前から、中居に助けられていると言われていた隠れ音痴でしたが、今回はそれを知らない視聴者にも全面的にクローズアップされてしまう結果になりました。また、パフォーマンス前のトークコーナーで『世界に一つ──』について、草なぎは『周りのメンバーは絶賛していたが、正直、そんなにヒットすると思っていなかった』とコメント。その後、『いい歌だったとは思うが、ここまで大きな歌になると思っていなかった』と必死にフォローを入れていたものの、時すでに遅し。この発言を逆手にとり、視聴者からは『くだらん批評はいいから、もっと上手く歌う努力をしてくれ』という声も飛んでくるなど、言われ放題です」(週刊誌記者)
ネット上では「散々いじられてる中居のほうがまだマシに聞こえた」「中居がいつの間にか草なぎを追い抜いている!」と新たなイジリ要素を発見して大盛り上がりを見せている。
最近は、人気者であれば歌唱力うんぬんを問われなくなった傾向があるが、さすがに今回の“放送事故”は視聴者の印象に残ったはず。しばらくは草なぎの歌唱シーンに注目が集まることだろう。
(佐伯シンジ)