社会

TV業界はナメられすぎ!上西小百合議員、落選後の「タレント転身」計画

20150930uenishi

 維新の党から除名処分を受け、無所属となった上西小百合衆院議員が、このところ立て続けにバラエティ番組に出演。ついに関西芸能界の女帝・上沼恵美子とのバトルへと発展してきた。

 上西議員はTBSの人気番組「サンデージャポン」を皮切りに、「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)に、そして27日には上沼が司会を務める「クギヅケ!」(読売テレビ)に出演した。今回は上西議員自ら「私の言い分を伝えたい」と出演を志願したというのだが、収録スタジオは騒然となったようだ。

「世間の『辞職すべき!』の声にどう応えるのか、上沼やパネラーが何度質問しても、あいまいな物言いしかしない上西議員にスタジオはイライラムードでした。そんななか、年収を聞かれた時だけは『2900万円ぐらい』と即答し、皆を呆れさせました」(芸能記者)

 その後ものらりくらりと質問の意図をすり替えた返答ばかりする上西議員に、上沼がいよいよブチ切れ。「1回辞めたら?」と強い口調で辞職勧告を言い渡したが、上西議員は最後まで「私はやりたいことがあってこの世界に入った」と主張し続けたのだった。

 これを見た視聴者からは「上沼恵美子よく言った」との賛辞とは裏腹に、上西議員に対しては「もともと維新の会の看板のおかげで比例当選した人なのだから、離党したら辞職すべき」「この人、税金泥棒と言う言葉がピッタリ」とネット上でも批判が続出。放送後には、上西議員の事務所に「早くやめろ」「テレビに出るな」と猛抗議の電話が殺到したというのだ。

 テレビに出演する度に“サンドバッグ状態”になるのはわかっているはずなのに、なぜ上西議員は自ら出演したがるのだろうか? 芸能記者は「タレント転身の布石では」と話す。

「次の選挙で上西議員が当選する可能性はかなり低い。それは本人が一番わかっているはず。だから、もし落選したとしてもスムーズにタレントに転身できるよう、いまからマスメディアとパイプを作っておきたいのでしょう」

 むしろ「好きにイジってくれたほうがオイシイ」というのが本望か。上西議員の目論見がこの通りならば、新たな炎上商法に利用されているテレビ業界はずいぶんナメられたものである。

(李井杏子)

カテゴリー: 社会   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論