中国で来春公開予定の恋愛映画「雨衣」にて、板野友美がヒロインで日本人留学生の雨子を演じることがわかった。9月28日には上海での記者発表会に出席し、中国語のできない板野を気遣うように終始、主役のディノ・リー(李玉璽)が会見をリードしていた。そんな会見の様子を見た映画ライターががっかりした様子で語る。
「いくらアウェーとはいえ、会見での板野は落ち着きのなさが目に余りました。終始、目が泳いでいて、まるで挙動不審人物のよう。日本語でコメントするシーンでもうつむいたり目をキョロキョロしたりと、記者やカメラを見ようとする意思が感じられませんでしたね」
そんな板野は現地記者から「共演のディノは現実でも理想的な相手か?」と問われると、答えに窮して隣に控える通訳を見つめる始末。結局は周りから助け舟が出て、なんとか会見を成立させていた。そんな板野の態度について週刊誌記者が説明する。
「かつて板野にインタビューしたことがありますが、現場ではかなり大人しい感じなのが意外でした。質問への答えが思いつかない時はすぐ、マネージャーに助けを求める視線を送っていましたね。日本の記者会見だと質問があらかじめ用意されていることが多いので、今回の会見では板野本人も面食らっていたかもしれません」
控えめなのは日本人の美徳だが、芸能人となると話は別。映画の記者会見ではマナー違反と言える振る舞いも見せていたという。
「会見では人気アーティストでもあるディノがギターの弾き語りを披露したんですが、板野は体を揺らしてリズムを取るものの、伏し目がちでディノのほうをちゃんと見ないんですよ。そんな板野の態度を不愉快に感じた現地メディア関係者は少なくなかったはずです」(前出・映画ライター)
ちなみに板野は会見で、「言葉以外でも結構コミュニケーションをとれて、意外と思ってたよりかはスムーズに撮影できて、毎日楽しく撮影してた」と語っていた。そんなに上手くコミュニケーションを取れていたのであれば、それを記者会見の場でこそ発揮してもらいたかったものだ。
(金田麻有)