新潟市を拠点に活動するAKB48の姉妹グループ・NGT48が10月3日、新潟市内で行われたNST新潟総合テレビとのコラボステージに出演した。
そのステージでセンターを務めた“かとみな”こと加藤美南のアクロバティックなパフォーマンスに注目が集まっている。
同イベントではAKB48の代表曲のひとつ「ヘビーローテーション」を含む7曲を披露。同楽曲では頭のサビ終わりにある、センターを務めるメンバーのソロダンスが見どころの一つなのだが、加藤はそこで前方宙返りを披露し、観客のド肝を抜いたのだ。
「同楽曲の元祖センターは大島優子ですが、大島のパワフルなダンスが印象強く、彼女が卒業後はたくさんのメンバーがそのポジションを務めるも物足りなさを感じている人も多かった。ですが、加藤はそれを超えるインパクトを残しました。早々にネット上でも大きな話題となり、大絶賛を受けています。中には『優子の穴がやっと埋まった』とつぶやく人もいるくらいです」(アイドル誌記者)
彼女の存在をより多くの人に知ってもらおうというファンの働きもあり、ネット掲示板にはさまざまな見出しで加藤を褒め称えるスレッドが立っている。ただ、それが発端で思わぬ騒動に発展しまったというのだ。記者がこう続ける。
「エビ反りジャンプを得意技とし、同じくアクロバティックなパフォーマンスが魅力といえば、ももいろクローバーZの百田夏菜子ですが、この2人を天秤にかけ、『加藤美南がももクロ・百田夏菜子超えの前宙を披露』というスレッドまで立てられています。これを見たモノノフ(ももクロファンを指す言葉)たちが激怒したんです。百田も3歳頃から新体操をやっているアクロバティックな動きが自慢なだけに、アンチAKBの多いモノノフたちはここは引き下がれないとばかりに怒りをぶちまけているようです」
実際、モノノフたちは「そこで、夏菜子を出す必要あんのか!」「アスリートじゃないんだから、そんなとこで比べるなや」「これは宣戦布告ととらえていいんだろうな?」とすでに臨戦態勢に入っているようだ。
しかし、かとみなの前方宙返りには何の罪もない。あまり物騒なバトルには発展してほしくないものだ。
(佐伯シンジ)