10月14日にスタートしたドラマ「相棒season14」(テレビ朝日)の初回視聴率が18.4%となり、今年の民放ドラマで最高値を記録したことがわかった。放送中には「反町」がインターネット上のリアルタイム検索ワード1位になるなど話題沸騰。やはり今クールのドラマの中でも注目度は群を抜いているようだ。
この高視聴率に「さすがは『相棒』!」との声も聞かれるが、そんなお祭り騒ぎに警鐘を鳴らすのは、テレビ誌のライターだ。
「確かに18.4%は素晴らしい数字です。しかし、2011年の『相棒10』から4作連続でキープしてきた初回視聴率19%台を割り込んだという事実にも目を向けるべきでしょう。しかも今回は、主人公の右京(水谷豊)のバディ役として反町隆史が起用され、かなりの反響を呼んでいます。そんな“反町効果”を織り込んだうえでの19%台陥落という結果には、むしろ危機感を感じるべきではないでしょうか」
実際、ネット上では「滑舌の悪さとかすれ声で何を言っているかわからない」「『相』変わらず『棒』演技だったという意味では確かに『相棒』だった」という辛らつな声も多く見受けられる。反町が「相棒」ファンから受け入れられるには、もう少し時間がかかりそうだ。
(金田麻有)