フジでは、この5年間で本田朋子(32)や平井理央(32)など、8人の局アナが退社。エースを任せられる人材が育っていないだけに、看板アナの残留に上層部はホッと胸をなで下ろすと同時に、なりふりかまわず加藤アナ厚遇の「約束手形」を切る手段に出た。
「亀山社長らが加藤アナと話し合いの場を持ち、今後の要望を聞きました。本人は報道志向が強いことを伝えたそうです。以前、中野美奈子(35)がフリー転身を考えていた時、希望を聞き入れて『とくダネ!』の司会を用意したことがあるだけに、加藤の要望もすんなり実現するでしょう」(放送担当記者)
いったいどの時間帯の報道番組に「移籍」するのか。フジ局員によれば、
「有力なのは、夕方に放送されている『みんなのニュース』。生野陽子アナ(31)がメインキャスターですが、昨年、同期の中村光宏アナ(31)と結婚しました。局内では妊娠して退社が既定路線。加藤アナに後釜を任せれば番組は安泰です」
そこに「待った」をかけて争奪戦に参戦したのは、安藤優子(56)が司会を務める昼の情報番組「直撃LIVE グッディ!」だった。
「視聴率1%台に沈み、大惨敗。救世主として加藤アナは喉から手が出るほど欲しい存在です。バラエティで見せる天然ぶりを生かしたコーナー企画まで提案しています」(制作スタッフ)
さらに局幹部は加藤アナに対し「幹部候補生として考えている」とまで約束し、
「結婚しても幹部候補として育てる方針で、アナウンス部長のポストが検討されています」(前出・フジ局員)
結婚、熱愛といえば、13年10月に巨人・片岡治大(32)との焼き肉デート、昨年2月にはメジャーリーガーのダルビッシュ有(29)との密会が報じられている。今年9月には週刊アサヒ芸能も、渋谷区内の高級飲食店で20代後半とおぼしき男性と親密そうに食事をしていたとの目撃談をキャッチ。
「歴代出演者がメンバーの“めざましファミリー”の飲み会で、高島の夫で『ゆず』の北川悠仁(38)が億単位の納税をしたという話になりました。カトパンは『私もそういう男を捕まえたほうがいいのかな』と言ったとか」(番組関係者)
結婚後のキャリアに不安がなくなったことで、婚活にますます拍車がかかりそうなのだ。
さて、局内では同時に、「めざましテレビ」の「ポスト・カトパン」についても議論されている。
「『グッディ!』に出演する三田友梨佳アナ(28)が候補にあがりましたが、安藤さんが手放したくないようで番組スタッフに『移籍阻止』を公言しています。そこで『すぽると!』の宮澤智アナ(25)が急浮上。上層部は、過去に報じられた巨人の小林誠司(26)との交際をおもしろく思っておらず、『朝の番組を任せれば、会う機会が減って別れるのでは』との思惑込みで期待されています」(前出・フジ局員)
さまざまな人材を巻き込むスターアナの処遇。女王として君臨するのも遠い話ではない。