話題のドラマ「サイレーン」(フジテレビ系)で、菜々緒が演じる悪女はもちろんだが、もう一人、男性視聴者の視線も奪っている女優がいる。木村文乃だ。
「さわやかな笑顔がいい」「きれいだけど自分の会社にいても違和感がない」など、その注目ぶりは菜々緒にひけを取ることなく、ことに「日常生活に垣間見える妖艶さにグッとくる」という声が高い。
「例えば部屋に帰ってスーツからタンクトップ姿に着替えた時に見える鎖骨や二の腕にドキッとなる。防弾チョッキを頭の上から脱ごうとして突き出た無防備な胸元に、目が吸い寄せられながらも『見てばかりいたら失礼だな』と思わせる。これは木村が親近感を醸し出せる女優だからなんです。どこにでも転がっているありきたりな場面で、フッと見える木村の艶気は、疲れたサラリーマンにとっての癒しになっています」(マーケティングリサーチャー)
さらに「木村の魅力は自分の隣にいてもおかしくない普通さ」と語るのはテレビ番組制作スタッフだ。
「恋人兼バディ役の松坂桃李とイチャイチャするシーンでは、松坂を組み敷いたり、自ら足を絡めたり。男性視聴者は、自分が松坂役になって木村とイチャイチャしているような気分を味わえるんです」
秋の夜長、悶々と妄想させてくれる木村に感謝したい。