テリー 海外と日本、両方で仕事をされていますけど、今は日本がメイン?
紀里谷 ええ、最近は映画のプロモーションもありますので。でも、来月ぐらいにはロサンゼルスに帰ろうと思ってます。
テリー へぇ~、ロサンゼルスに「帰る」なんだ。カッコいいな。
紀里谷 いや、向こうにいる時は「東京に帰る」って言いますから(笑)。
テリー 家に帰ると、それぞれの家に彼女が待ってるんですか?
紀里谷 いやいやいや、そういう話はいいじゃないですか(笑)。
テリー 何を言ってるんですか! 「アサ芸」はそのあたり、甘くないよ!
紀里谷 ハハハ、わかりました。
テリー 宇多田ヒカルさんと離婚されて、今は独身ですよね?
紀里谷 そうですね。8年ぐらい前に離婚して。
テリー じゃあ、彼女の1人や2人、いるでしょう?
紀里谷 彼女はいたり、いなかったりですね。
テリー ものすごくモテるでしょう? 背が高くて、ハンサムで、おまけに映画まで撮って!
紀里谷 いやいや、何をおっしゃいますか(笑)。そんなことないですよ。
テリー どういう女性がタイプなんですか?
紀里谷 よく「炊事洗濯ができない女性は嫌だ」とか「家にいて家庭を守ってくれないと」とか言う人がいますけど、俺はそういうのは全然なくて。一緒に戦ってくれるような女性が好きです。
テリー 一緒に戦う? それって、どういう意味なんですか?
紀里谷 どんなことでもいいんですけど、何か一つ、俺が絶対にかなわないものを持っていてほしいんですよね。
テリー ふーん、料理がとてもうまいとか?
紀里谷 料理ぐらいだったら、頑張れば俺でも勝てそうじゃないですか。例えば体操の選手だったり、手術のスキルがすごい外科医とか、何らかの技能にたけた人に憧れを感じますね。
テリー そんな特別な才能じゃなくて、「海岸でキレイな貝がらを見つけるのが得意」みたいな人は?
紀里谷 そんなのでもいいと思いますよ。何かに没頭してる人が好きなんです。
テリー じゃあ、セックスがものすごく強いとか、どうですか?
紀里谷 ああ、全然いいじゃないですか。俺、AV女優さんとか風俗嬢の方は大好きなんですよ。
テリー そうなんだ!?
紀里谷 まぁ、いろんな人がいると思いますけど、基本プロフェッショナルじゃないですか。その姿勢には学ぶことも多いですよ。
テリー うんうん、やっぱりおもしろいよね。
紀里谷 彼女たちに対する世の中の目線って冷たいことが多いけれど、男性にとってはその存在が癒やしになっているところがあるわけですし、実際に話してみるとそういう仕事に誇りや喜びを持っている部分があることを感じました。俺が思うに、AV女優や風俗嬢はもっとリスペクトされるべき職業だと思いますよ。