壇蜜に似ていることから「小蜜」と命名され、本家そっくりのキャラでブレイクしたのは13年のこと。副島美咲(22)は“脱・壇蜜”を宣言し、これまでの日々をザンゲした。
── 髪も切ったことで、確かに「小蜜」で売っていた頃より若々しい気がする。あの当時は「最高で65歳の男性とつきあったことがある」と発言していたけど。
副島 ごめんなさい、そういうキャラ設定でした。実際は30代までしか、つきあったことないです。
── そもそも、どういうきっかけで「小蜜」に?
副島 実は私、事務所や親戚から「似ているね」と言われても、壇蜜さんを知らなかったんです。どこかの和菓子かと思ったくらい。
── ああ、蜜ゆえに。
副島 そのタイミングで「壇蜜女学園」(13年)のレギュラーが決まって、壇蜜さんから「小蜜」と命名してもらって。でも、お会いしたのは1回か2回しかないんですよ。
── 小蜜キャラで売れてからは、いろいろ研究を重ねていたそうで。
副島 街で声をかけてくれる人の5割が「壇蜜さん?」で、4割は「小蜜?」、副島美咲と呼んでくれる人は1割なんですから(笑)。だから小蜜としての「架空の恋愛話」は台本を練りましたよ。
── 確かに、バラエティ番組でブイブイ言わせていた気が(笑)。
副島 はい、「○歳の人とは牛丼の松屋で知り合って‥‥」みたいな。あと、ドSって設定だったので、趣味が「手錠集め」とか「プロレス技が得意」って言うようになって。どちらかといえばドMなんですが。
── 撮影ではいつも手錠を持っていたね。
副島 お母さんにつきあってもらって、アダルトショップで買い集めましたよ。プロレス技も言い始めたあとに研究して、卍固めやコブラツイストならかけられるようになりました。
── 立派な努力です。やはり「エロ」というジャンルでは、本家を見習って?
副島 海の家がオープンするというイベントに、中村アンさんやMay.Jさんとともに呼ばれたんです。私、何か爪跡を残さなきゃと思って、スカートの下の生パンティを脱いで、目の前にいた記者さんに手渡ししました。受け取ってはもらえなかったけど(笑)。
── 本家をしのぐ努力を重ねていたけど、約1年の休止期間もあった。
副島 いったん、活動をリセットしたかったんですね。そういえば休んですぐに、事務所の社長から電話をもらいまして。8000万円でAVのオファーが来たと。社長には「断っといたからな」と笑って言われました。
── そのオファーは正直、どんな気持ちがした?
副島 やるつもりはありませんが、来るだろうなとは思っていました。だって、テレビで変なことばっかり言っている19歳はいないし。あと新聞で官能小説の連載も持っていましたし。
── 今回、活動再開に当たっては「小蜜」というキャラや、水着グラビアを封印するようで。
副島 壇蜜さんには感謝しています。ただ、ものまねでは本家よりも大胆にデフォルメしていたので、土下座したいくらい(笑)。この取材も緊張しますねえ。今までの小蜜なら、台本に沿っていた部分もあったけど、何だか素でしゃべっているみたいな‥‥。
── グラビア封印で自慢のEカップが見られなくなるのは残念。
副島 あくまで「休止」ですから。そこはまた、何かのタイミングで(笑)。