その巨大なバストには、芸能界を生き抜くスピリッツも、男たちを惑わすフェロモンも満タンに詰まっている。だが、時には「蜜の味」が「毒(プアゾン)」に変わり、信じられないスキャンダルに発展することも‥‥。このところ芸能ニュースを席巻するアイドルたちの事件は、いかに展開したのか──!
グラビアデビューから約10年、Kカップが魅力の吉沢さりぃ(30)=B104・W63・H87=が、長いキャリアをもとに「衝撃の告白」をする。
── なんて乳だ! 三十路を迎えても衰え知らず?
吉沢 むしろ、デビュー当時より今のほうが大きくなっている感じですね。
── これほど危険なカラダを持っていると、現場でのハプニングも多そうだ。
吉沢 ありますよ~、DVDのロケにはマネージャーが来ないことも多いんです。事前の打ち合わせで「水着はこのタイプまで」とか「露出はここまで」と決めていたのに、いざ現場に着くとまったく無視(笑)。
── 女の子が1人だと、メーカー側に押し切られてしまうか。
吉沢 それでも「できません!」と突っぱねるんです。そうすると険悪な雰囲気になりますね。
── ちなみに、どんな要求が来るの?
吉沢 多いのは「シャラポワ」かな。つけ乳首をつけて、水着越しに胸ポッチを見せるという。
── そんな専門用語が(笑)。それを断るとどうなる?
吉沢 メーカーよりもマネージャーに怒られるんです。本当はDVDを2つ撮るはずだったと。だけど要求を拒否したから1枚しか出せない。こちらは損したから、お前はノーギャラだと‥‥。
── 巧妙に「持ち逃げ」されている気がする。
吉沢 そうですよね! DVDは世に出たのに、その分のギャラがないなんて信じられないです。
── さて、今やポピュラーな言葉になった「枕営業」について聞きたい。
吉沢 皆さんが思う枕営業って、テレビ局のプロデューサーなどが「俺とつきあったらレギュラーをやるぞ」って持ちかけている感じでしょ? 最近は違います。女の子のほうから迫っています。しかも「私はあなたのことが好きなの!」って態度、枕営業ということを匂わせない。
── それって、キャバ嬢にありがちな‥‥。
吉沢 そうです、巧妙に色恋を使うんですよ。
── Kカップの持ち主ゆえに、実際に“魔の手”が襲ってきたことも1度や2度ではなさそうだ。
吉沢 はい、あれは3年前だったかな。ある深夜番組の司会アシスタントを探しているというので、候補者がホテルのラウンジに集められたんです。そこでスポンサーらしいおじいちゃんに私が気に入られたらしく、翌週に再び面接と言われました。その日は水着を持参してほしいと。
── 番組レギュラーがかかっているなら、断れないよね。
吉沢 ところが、ホテルの客室内で2人きりなんですよ。しかも、私が水着に着替えている間に、おじいちゃんはバスローブ姿になっていて(笑)。これはマズいなあ‥‥と思って、安全な距離間をキープしていました。
── ただ、そこは密室。当然、迫ってくるでしょ?
吉沢 はい、おじいちゃんは「キミにセクシーさを感じたら使ってあげるよ」と言いながら近づいてきて、私は離れる。もう部屋を何周もグルグルして(笑)。そのうち、おじいちゃんは観念したのか、3万円を「交通費だ」と叩きつけてバイバイされましたけど。
── 番組のアシスタントはどうなったの?
吉沢 最初にロビーに集められた子の一人がちゃっかりと座ってましたよ。私の次に呼び出されて、ちゃんと“要求”に応えたのかなって。
── 残念だったけど、女のプライドは守れたからよしとしますか。