11月2日、あるアーティストが初の日本武道館ワンマンライブを成功させた。当日のチケットはソールドアウトとなり、約8000人のファンを熱狂させたという。
そのアーティストの名前は藍井エイル。
「彼女は2011年に顔の一部を隠して『謎の美少女ヴォーカリスト』としてデビュー。その後、2作目からは素顔を公開し、透明感のある美しい顔立ちで人気アニメの主題歌をいくつも担当するなどして、多くのファンを獲得しました。また今年発売したアルバムはオリコンチャートで4位にランクインしたほか、世界ツアーを行うなど、日本だけでなく海外からも絶大な支持を集めています」(音楽ライター)
そんな藍井は、今年5月にミュージックステーション(テレビ朝日系)の出演を果たしたほか、新曲はGLAYのHISASHIがプロデュースするなど、着実にトップアーティストへの階段を登り始めている。
しかし、そんな彼女が注目を浴びる度に話題となるのが、過去の黒歴史である。藍井が歌手デビューする以前、有沢ゆいという名義で大胆に肌を見せたイメージDVDを発売していたことは、多くのファンに知られている。さらに当時の写真や映像には、生々しいまでの傷跡が手首、腕や太ももにはっきりと確認できることも話題となった。
「藍井は歌手デビューして以降は、痛々しい傷痕を長袖や大きな手袋で隠しています。ただ彼女の黒歴史はそれだけではありません。現在、ネットでは彼女がアップしたと疑われている、過激な自撮り画像までもが流れ出ており、検索すれば誰でも観覧可能な状態にある。そのため、それほどの過去があるにも関わらず、今回、自分の力で武道館ライブを成功させた彼女に対し、ネットでは『人生9回裏2アウトからの逆転ホームラン女!凄い!』『史上最高の成り上がり』と称賛の嵐が巻き起こっているのです」(芸能記者)
そんな藍井は、2016年も3月から全16都市を回るライブハウスツアーが予定されており、精力的に活動していくようだ。彼女にどんな過去があろうとも、ここまで這い上がってきた事実は、ファンに夢と希望を与えているのかもしれない。
(森嶋時生)