前半最終話(5話)の視聴率20.2%をマークした阿部寛主演ドラマ「下町ロケット」(TBS系)が、いよいよ後半戦に突入した。
阿部演じる佃航平は、元宇宙科学開発機構の研究員で現在は父親が遺した下町の工場を継いでいるが、実は阿部も中央大学理工学部電気工学科卒業の理系俳優。作業着姿が堂に入っているのもうなずける。
「2007年に15歳下の一般女性と結婚し、今や2人の娘のパパでもある阿部ですが、それ以前は“同性愛疑惑”が囁かれていました。理由は彼の姿が新宿2丁目で頻繁に目撃されていたからです。ですが、その真相は彼の転換作となった舞台『熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン』でバイセクシャルの役作りのため研究していただけ。律儀な彼は、舞台後もお世話になった店に通っていただけだったんです」(芸能ジャーナリスト)
「下町ロケット」でも阿部は、役作りのために工場に通ったという。研究熱心なのは、学者気質からなのだろうか。
「プライベートでも『回り続ける洗濯機をじっと見続けてしまう』とか、距離を測る『レーザー計測器が好き』『寝室に加湿器を10台置いているため、朝起きると顔がビショビショ』など、ちょっと変わったところがあるようです」(芸能記者)
あのルックスにして素顔は三枚目。そんな憎めない魅力が同世代のサラリーマンからも支持される理由なのかもしれない。