11月24日に放送された音楽番組「ベストアーティスト2015」(日本テレビ系)にて、アイドルグループ「KAT-TUN」のメンバーである田口淳之介が、2016年春にジャニーズ事務所を退所することを発表した。
「今回、突然の脱退発表だったため、多くのファンを驚かせた田口ですが、発表の際『30を目前にして人生の歩み方を考えた』と語ったことで、かねてから交際している小嶺麗奈と結婚するのではと噂されています。彼は小嶺との関係を事務所から猛反対されていたと言われていますから、35歳となった彼女をこれ以上待たせられないと、結婚のため退所を決意したのではないでしょうか」(芸能記者)
そんな田口は、2012年に出演したテレビドラマ「リーガル・ハイ」(フジテレビ系)で、スパイとして活動する青年を演じ、俳優としても一定の評価を得ていた。
しかし今後、ジャニーズ退所により、同ドラマへの出演は暗雲が立ち込めているという。
「『リーガル・ハイ』は田口がジャニーズ所属時に取ってきた仕事のため、退所後も出演し続けるというのは難しいでしょう。それどころか、かつて長年のモザイク処理でその存在すら認められなかった元SMAPの森且行の例もありますから、今後は再放送もなくなり、ジャニーズの絶対的な姿勢により、ドラマの存在事態が抹消される恐れもある。仮に続編が制作されたとしても、田口の出番はなかったことにされるでしょう。そのため、ドラマファンの間では『田口のいないリーガルハイなんて‥‥』といった今回の退所を惜しむ声が広がっているのです」(テレビ誌記者)
過去の例を見ても、ジャニーズを退所した人間は、芸能界の表舞台ではやっていくことが困難となる。そんな中、田口は今後、自分の居場所を見つけることができるだろうか。
(森嶋時生)