5月22日に法律違反の薬物所持により逮捕された、KAT-TUNの元メンバーの田口淳之介と、小嶺麗奈。
田口は1999年にジャニーズ事務所に入所。01年に結成されたKAT-TUNのメンバーに選ばれ、5年後の06年に「Real Face」でCDデビューし、トップアイドルの仲間入りを果たした。
「端正な顔立ちながら、天然ボケともいうべき独特の感性の持ち主で、アイドルらしからぬ寒いダジャレを得意とし、クールさが魅力の赤西仁や亀梨和也、上田竜也らメンバーと明らかに異質。グループの中でも浮いた存在でしたね」(芸能記者)
そんな田口が、小嶺と交際をスタートさせたのは07年ごろ。寿司店に焼き肉店とデート現場が何度もキャッチされ、小嶺の母親もまじえての“マスオさん同居”も明らかになっており、いつ結婚してもおかしくない状況にあった。
「田口は16年にグループ脱退、ジャニーズ退所という大きな決断をしますが、その理由の一つが、長い春を過ごしていた小嶺との結婚では?とも囁かれていましたね」(前出・芸能記者)
その後、個人事務所を設立して活動をスタート。ジャニーズを辞めた者のメジャーな活動は難しいとされる中、17年2月にはユニバーサルミュージックとアーティスト契約が発表され、同年9月に「DIMENSIONS」でメジャーデビューを果たし、ファンを喜ばせた。
「小嶺は、12年の映画『ボレロ』を最後に芸能活動から身を引いており、昨年の春には田口のマネジャー兼プロデューサーとしてその活動を支えていることも報じられていました。しかしながら、メディアのジャニーズ事務所へ忖度からか、田口の音楽活動が大きな話題になることはなく、昨年11月30日をもってユニバーサルとの契約が終了。それから約半年後の逮捕だったわけです。田口の活動が完全に行き詰まり、2人の置かれた環境がかなり厳しいものであったことは間違いありません」(芸能プロ関係者)
12年にも渡る2人の関係が、こんな形で一つの節目を迎えることになるとは…。
(露口正義)