人気女性マンガ「白鳥麗子でございます!」(講談社)が20年ぶりにドラマ化&実写映画化されることが決定した。テレビドラマ版は来年1月から名古屋テレビが制作、映画版は来年劇場公開予定だ。
今作で主役の白鳥麗子を演じるのは、ニューヨーク育ちで有名な河北麻友子。今作で「白鳥麗子でございます!」がドラマ化されるのは3度目。初代の白鳥麗子は89年に鈴木保奈美が、2代目は93年に松雪泰子が演じた。ちなみに95年には松雪で実写映画化もされている。
「初代の白鳥麗子はTBSで制作されてビデオ化されたのに対して、2代目の白鳥麗子はフジテレビで制作されてビデオ化なし。こちらは第1期最終回の視聴率が20.8%にもなり第2期シーズンも制作され、映画化までされたんです」(ドラマ制作スタッフ)
しかし、その松雪のハマリっぷりが、当時を知る世代にとっては20年以上経った今でも印象深いようだ。
「河北が白鳥を演じると報道されてから『河北よりも松雪が演じる白鳥麗子が見たい』『松雪の白鳥麗子を再放送してほしい』といった声が集まっているそうです。その根底には『河北に白鳥麗子は似合わない』という気持ちがあるのでしょう」(前出・ドラマ制作スタッフ)
何はともあれ、注目度は間違いなく高いだけに、河北には松雪が演じた以上に破壊力のある白鳥麗子が求められそうだ。