常に勝ち負けが問われる世界に身を置くアスリートたち。負けん気があるのはいいが、競技以外の面で発揮してしまうと、“困ったちゃん”になってしまう。本誌が各競技関係者に徹底取材! ワガママ度を調査した結果を以下――。
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日本スポーツ界の最高峰といえば、プロ野球だろう。大金を稼ぎ出す選手は、やはり豪放磊落。それでも、本誌が多数の球界関係者に接触すると、ワガママの評判を一手に引き受けたのは清原和博氏(44)だった。
スポーツ紙デスクも苦笑いするばかりだ。
「元巨人の堀内恒夫監督から、『(清原は)野球に向かない。団体競技に進んだのが間違い』という旨の言葉が飛び出すほどでした。新幹線グリーン車の移動でも、『隣に人がいると落ち着かない』と、2席用意させることもあった』
その気分屋ぶりは、引退後も変わらなかった。
「昨秋、08年の引退後から所属していた事務所を移籍した原因もまた、度を越すワガママからです。担当マネジャーが少なくとも4人は代わった。パチンコ屋のPRイベントをはじめ、本業の野球解説さえも体調不良を理由にすっぽかす。膝の状態が悪く、引きずるように歩く姿も見られるが、謝罪はなく、信用が失墜するばかり。『早く(監督として)ユニホームを着たい』という夢が遠のくばかりです」(前出・デスク)
現役世代では、西武の若きエース・涌井秀章(25)の名前があがった。
「杉崎との破局後も、合コン三昧ですが、それよりも首脳陣の悩みは、野菜や魚がほぼダメという偏食ぶりです。昨年の故障後も改善がなく、監督からも食生活を見直すようにキツイお達しが下った。しかし、その翌日、焼き肉店に涌井の姿がありましたよ(笑)」(スポーツ紙記者)
今年も開幕投手を任せられるも、5回もたずに6失点。首脳陣との亀裂が深くならないといいが‥‥。
ロンドン五輪で金メダルが期待される「なでしこジャパン」。彼女たちは、一様に慎み深い。ワガママもかわいらしい。
「ストライカーの川澄奈穂美(26)が、なでしこリーグの試合後に突然、記者たちを呼び止めて、『もう川澄ちゃんって書かないでください!』と怒ったんです。そんなワガママを言う姿もまたかわいらしくて、ちゃん付けにしたくなるんですよ」(サッカー担当記者)
その美貌とは似つかわしくないワガママぶりを発揮するのは、フィギュアスケートの安藤美姫(24)。彼女は、なんと新聞各社の運動部長を呼び出したことがあるというのだ。
「ジャンプに失敗した時の股間のアップ写真を使うなというクレームでした。男のイヤらしい視線を浴びるような写真は使うなということですが、要は自分のミスの写真を載せられるのが嫌なんですよね」(前出・スポーツ紙記者)
安藤は15位に終わった06年のトリノ五輪の閉会式にも「出たくない」とダダをこねる騒動を起こしている。今季は完全休業だったが、気分はお姫様なのだ。
一方、ゴルフ界に目を転じると、関係者の間で最もワガママ票を集めたのは石川遼(20)の父親である勝美氏だ。
「勝美氏の一声でツアーの日程が変更になったことがあります」(ゴルフ関係者)
とはいえ、遼くんは好青年。その点、親子そろって“問題児”なのは、横峯さくら(26)、良郎氏(52)の親子だろう。
「食事を兼ねた打ち合わせでは、父の良郎さんや母親、姉までぞろぞろやって来てさんざん飲み食いしたあげく、『ごちそうさま』のひと言もなしです」(イベント関係者)
さくら自身にもワガママエピソードは事欠かない。
「『髪を染めていたから』という理由で撮影に2時間遅刻したことも。遅れて来ても“ごめんなさい”も言わないんです」(民放局関係者)
アスリートたちは競技以外の場であっても“強気”一辺倒なのであった。
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